#BeatSaber 汝溺れることなかれ ~素振りの勧め、体力切れでフェイルするあなたへ~
力に溺れるなとかそういう話ではないです。1秒当たりのスイング回数(sps: swing per second)の多い、休憩の少ない譜面に関する話を書きます。
Q. 体力が切れる場合、体力が少ない?
これは真だけれども逆は真ではないです。つまり体力が少なくても高spsでも体力が切れないこともありうるという話です。
譜面をクリアするのに必要な体力は以下の式で表されます。
譜面をクリアするのに必要な体力=(スイング当たりの体力の消費量*時間当たりの譜面のスイング数ー時間当たりの体力の回復量 )*休憩のない区間の長さ -①
スイング当たりの体力の消費量 は、技量で操作できる変数です。要するに無駄なく振ればいい。少し高密度になるとしんどくなって落ちてしまう場合、水泳でいえば泳ぎ方がわからずにじたばたおぼれてるような、そういうとても技量が低い、そんな状態です。たぶん。で、泳げる人が泳ぐためにどう泳いでるかとか意識せずに泳ぐのと同じように、どう筋肉を使えば体力消費を抑えてスイングできるか考えずにスイングできる状態にすることで、処理リソースを「どこを切ればいいのか」に収束させることができるのです。
反復練習
やることは分かったので後はやるだけです。具体的な練習フェーズは3つあって、
振りやすい位置できれいさを保てる限界の速度で40秒スイングを続ける
振りやすい位置で限界の速度で40秒スイングを続ける
1と2を90度や180度や‐180度曲げたり、ひじの位置を上げたり広げたり、降りにくい位置を探してその位置で固定して行う
すべてノーツは無視して行います。40秒は適当です。ただ、2番をこの40秒間滞りなくこなせるようになると、たいていの「うでうごかね~」みたいなシーンは克服できます。逆に、ノーツを無視、つまりリズムも位置も無視してもこれができてない状態ならそもそもノーツが切れるわけがないのです。
この練習のみそは、普段使えてない、できてない動きを把握でき、その部分の神経を発達させ、ついでに筋持久力もつけることができるというところです。
え~でもそういうのって何カ月も漫画の主人公がやるみたいに地味な練習を続けなきゃダメなんでしょ~と思うかもしれませんが、一番効果が表れるのは一回目です。一度やるだけでも体力不足であきらめていた譜面がたくさんクリアできるようになります。回数を重ねるごとに効果が実感しにくくなっていきます。
おすすめの練習プランは、3回一セットで3セットを一日3回です。合計2*40*3*3*3で、たった2160秒です。40分ぐらい。ウエイトなしで行うトレーニングなので、たくさんやってもオーバーワークになりづらく、やりまくっても問題は多分起きません。おわり。
付録:関連記事として、胡散臭い記事へリンクを張っておきます。ジョーク記事ですが、まじめな記事に修正できるような指摘があればうれしいです。
https://note.com/tanakamitaina/n/na5f1d58ee4ee
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