台湾ひとり研究室:翻訳編「#32 本日、情報解禁!シリーズの1冊になります。」
「アジア文芸ライブラリーというシリーズを立ち上げる予定です」
春秋社の担当編集さんからご依頼のメールを頂戴した際、この文言に心をつかまれました。過去にいろいろな依頼文をいただいてきましたし、《大港的女兒》の翻訳という仕事内容自体ももちろん興味があったわけですが、シリーズの中の1冊になるという点は、もしかしたらこのひと言が私的ランキング1位の「引き受けポイント」かもしれません。シンプルに(わ、おもしろそう)と心が躍ったんですよね。依頼メールでそんなふうに思えたのは、久しぶりの