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今日のNYC|THU|2021.12.23

Published 6:21 am
Photo|Shintaro Tanaka|Bay Ridge,Brooklyn|12.22.2021
掲載|ニューヨーク情報共有

◇新型コロナウイルス関連情報

■NYの1日の新規新型コロナ感染者が過去最多

ニューヨーク州での21日の新型コロナウイルスの1日の新規感染者は28,924人で、これまでの最多となった。最多数を更新するのは1週間で5度めとなる。

州は年代別のワクチンの効果のデータを発表。ニューヨークで最初のオミクロン株の感染が報告される数日から、感染拡大が始まった数週間後のデータで、18歳から49歳までの新規症例に対するワクチン有効率が77.4%、50歳から64歳と65歳以上の年齢層ではそれぞれ80.3%と92.6%。直近の1週間では、66.4%、77.3%、93.3%となっている。

■NYCで自宅コロナ検査キット配布開始

23日午前9時から、市内5ヶ所で各2000個の自宅コロナ検査キットを配布する。

■新型コロナウイルス関連情報(日本の水際対策強化と当地の感染状況)

在ニューヨーク日本国総領事館

●12月25日午前0時(日本時間)から、米国全土から日本に帰国・入国される方は、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間の待機、入国後3日目の検査が求められます。
●ニューヨーク州及びハワイ州については、引き続き6日間の待機と入国後3日目・6日目の検査が求められます。

1.日本の水際対策強化(指定国・地域の拡大)について
 これまでに米国の18州・地区が、日本入国後3日間又は6日間の指定施設での待機の対象となっていますが、12月25日午前0時(日本時間)から、対象が米国全土からの帰国者・入国者に拡大されます。
 本件措置により、日本入国前14日以内に米国に滞在歴のある入国・帰国者(国籍、ワクチン接種証明書の有無を問わず)は、検疫所長が指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間の待機、入国後3日目(入国日を含めない)の検査が求められることとなりました。
 なお、ニューヨーク州とハワイ州については、引き続き、検疫所長の指定する場所で6日間の待機、入国後3日目及び6日目の検査が求められます。
 指定施設を退所後、入国後14日目までの残りの期間は自宅等での待機が求められます。
 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C168.html

2.当地の感染状況について
 全米でオミクロン株による感染拡大状況について、米国疾病予防センター(CDC)及びNY州、NY市は以下のとおり発表を行い、注意喚起しています。感染対策には十分御留意ください。
・オミクロン株に関し、20日時点で、世界で90か国以上、全米50州の内47州で確認されています。20日、CDCは感染者の遺伝子のゲノム解析に基づくオミクロン株拡散の推計値を公表しました。12月5~11日は全米における新規症例の内12.6%がオミクロン株、87%がデルタ株でしたが、12月12~18日には73.2%がオミクロン株(65万人以上)、26.6%がデルタ株と1週間で6倍に増加しました。CDCは地域別に推計を行っており、NY地域では新規症例の内90%以上がオミクロン株によるものと推計されています。
https://covid.cdc.gov/covid-data-tracker/#variant-proportions
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/variants/omicron-variant.html
・NY州における20日の新規感染者数は、史上最高の2万3400件を突破。過去5日間でNY州におけるPCR受験件数は約25万件にのぼり、検査を受けるのに1~2時間要したり、結果が判明するのに3日以上かかるケースも増加しています。
・こうした状況をふまえて、デブラジオNY市長は、(市が実施・支援する)PCR検査場の数を89から23増やして112サイトとする他、今週中に自宅でオンラインでPCR検査を可能とするキットを開発して市民に提供する等の施策を発表しました。

【問い合わせ先】
在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222
HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/

■NJで1日の新規新型コロナ感染者が過去最多に

■オミクロン株 無症状でも無料検査へ 対策必要地域を対象に【NHK 12/23 18:33 JST】

新型コロナの新たな変異ウイルス、オミクロン株への対応に関連して、岸田総理大臣は、大阪、京都、沖縄の3府県を念頭に、感染対策が特に必要な地域では、希望者は無症状でも、無料で検査を受けられるようにする方針を示しました。

■オミクロン株、南ア研究で明るい兆しも WHO「判断時期尚早」【ロイター 12/22 19:01 JST】

新型コロナウイルスのオミクロン変異株を巡り、22日に公表された南アフリカのデータでは深刻度合いについて明るい兆しも出ている一方、世界保健機関(WHO)の担当者は確固たる結論を出すには時期尚早だと警告した。

■新型コロナウイルスによる新規感染陽性者、死亡者数

ニューヨークタイムズ紙が12月22日に発表した新型コロナに関連する統計(*1)は下記の通りです。これまで1日の更新としてきましたが、隔日や数日まとめた上での統計の更新も増えたため、表記は「1日の新規」から、同日に情報が更新されたという意味として「新規」に変更します。ニューヨーク州(*2)、ニューヨーク市(*3)発表の統計も参考にしています。ワクチン接種者に関する統計は、ニューヨーク市在住者の数字を表記します。(統計は後日修正されることもあります)

ニューヨーク市
(人口|8,336,817人/*b)
新規陽性者|16,757人
Covid-19が原因と見られる死者数|26人

感染陽性者の総数|1,284,470人

Covid-19が原因と見られる死者の総数|35,126人

NYC在住者のワクチン接種者(22日9:30am Update)
少なくとも1回ワクチンを接種|79.8%
ワクチン接種完了者|71.4%

NYC在住者の新型コロナワクチン接種者総数

少なくとも1回接種|6,649,031人
ワクチン接種完了|5,953,113人

ニューヨーク州
(人口|約1,945万人/*b)
新規陽性者|28,460人
Covid-19が原因と見られる死者数|71人
陽性者の総数|3,031,844人

Covid-19が原因と見られる死者の総数|58,292人

全米
(人口|約3億2,823万人/*b)
新規陽性者|242,794人
Covid-19が原因と見られる死者数|2,055人
陽性者の総数|51,546,646人
Covid-19が原因と見られる死者の総数|810,475人

全世界
(人口|約78億7,500万人/*a)
新規陽性者|712,020人
Covid-19が原因と見られる死者数|6,742人
陽性者の総数|277,182,866人
Covid-19が原因と見られる死者の総数|5,375,827人

情報ソース

(*1)https://www.nytimes.com/interactive/2021/us/covid-cases.html
(*2)https://www.governor.ny.gov/news
(*3)https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page
(*a)https://www.unfpa.org/data/world-population-dashboard
(*b)https://data.census.gov

■年末年始の安全対策等について

在ニューヨーク日本国総領事館

○年末年始の安全対策等に関するお知らせです。

1 ニューヨーク市内の治安は、パンデミック以降、凶悪犯罪に増加傾向が見られます。2019年と比べて2020年には、殺人事件が45%増、発砲事件は97%増となっています。昨年中にニューヨーク市内で発生した主要凶悪犯罪と東京都との比較では、殺人が約4倍、強姦が約6倍、強盗が約50倍に相当します。
 最近では昨年と比べて、殺人及び発砲事件数にやや減少傾向が見られるものの、主要犯罪発生件数には大きな変化はみられません。またコロナ禍において、2021年11月末までにアジア人に対するヘイトクライムが128件と増加し、これは昨年比375%増となっています。
 比較的安全とされるミッドタウンであっても犯罪件数は多く、本年11月末までに居住者1000人あたり約3.8件の犯罪が発生しており、ヘイトクライムの他、強姦、路上暴行、窃盗が昨年比30~40%程度増加しています。

2 年末年始のホリデー期間には、人通りが増えると同時に、すりや置き引きなどの窃盗被害が増えていくと予想されます。外出する際は周囲の状況に十分注意を払うとともに、「ズボンの後ろポケットに財布を入れない」、「貴重品をベンチ等に放置しない」、「レストランでバッグを椅子にかけない」等の盗難防止策を講じてください。
 レストラン店内等においては、犯人のひとりが声を掛けて注意を逸らし、その隙に別の共犯者が貴重品を盗む事件も発生しています。見知らぬ者からの声掛けにはご注意ください。
 なお、ひったくり、ヘイトクライムなどの被害に遭遇した場合には、自身の安全を優先し、決して反論、追跡は行わず、直ちに通報するようにお願いします。

【ご参考】 
・ニューヨーク市警察:ホリデーシーズンにおける注意点など
https://www1.nyc.gov/assets/nypd/downloads/pdf/crime_prevention/4625-11-20-20-holiday-flyer.pdf
・ニューヨーク市:犯罪マップ
https://maps.nyc.gov/crime/

3 安全対策の参考として当館ホームページには「ニューヨーク安全マニュアル」
(https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j5/index.html )を掲載しています。同マニュアルの「事件や事故に巻き込まれたら」( https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j5/07.html )には、以下のとおり緊急時の連絡先等を記載しておりますのでご活用ください。万が一、犯罪被害に遭われた場合には、警察に被害を届け出るとともに、当館にも通報いただくようお願い致します。

・警察・消防・救急は全て「911」です
 緊急時には「911」をダイヤルし(公衆電話ではコイン不要)、オペレーターに緊急事態の場所と内容(警察・消防・病院の別)を告げます。英語で説明できない時には「ジャパニーズ・プリーズ」と告げれば、日本語通訳サービスを介しての通話が可能です。緊急時以外 には、「911」ではなく管轄の警察署へ直接連絡しましょう。
・総領事館への通報
 思わぬ事態に遭遇しお困りの方は、総領事館の「邦人援護担当官」へご連絡ください。週末・休日は緊急時のための 24 時間対応可能な電話システム(日本語オペレーター対応)も導入しています。
在ニューヨーク総領事館
電話:1-212-371-8222
・日本語の通じる弁護士、通訳に関する情報は、下記リンクからご覧になれます。
○弁護士情報: https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/l/bengoshi_list.html
○通訳者情報: https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/en/o/q2_list.html

4 パスポートの残存有効期間に関する注意事項
○パスポートの有効期間に起因し、以下のような事例が発生しています。お持ちのパスポートの残存有効期間を今一度ご確認ください。
・空港の航空会社窓口でチェックインしようとした際、渡航先国で必要とされるパスポートの残存有効期間が不足していることがわかり、渡航を断念した事例
・急な用事で帰国/出張する必要が生じたが、パスポートの有効期間が満了していることに気づき、直ちに渡航することができなかった事例
○日本のパスポートは、残存有効期間が 1 年未満となると新しいパスポートへの切り替えができます。パスポートの申請から交付まで1週間要しますのでパスポートの残存有効期間が1年未満の方は、急な渡航・不測の事態に備え、早めの申請をご検討ください。
◎当館ホームページ:パスポート(旅券)申請について
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00472.html

5 年末年始の当館休館日
12月24日(金) クリスマス 振替休日
12月29日(水) 年末休暇
12月30日(木) 年末休暇
12月31日(金) 年末休暇
(1月 1日(土) New year's Day/元日)
(1月 2日(日) 年始休暇)
 1月 3日(月) 年始休暇
 1月17日(月) マーティン・ルーサー・キング・ジュニア誕生日

12月28日(火)が最後の開館日となります。また年明けは1月4日(火)から開館となりますので、ご来館予定の方はご注意ください。
 2022年の休館日は以下の当館ホームページでご確認ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/l/02.html

【問い合わせ先】
在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue、 18th Floor、 New York、 NY 10171
TEL:(212)-371-8222
HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/

◇昨日のNYC




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