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有名人の名前にタダ乗りしてはいけません

有名人が書いた推薦文を帯にした本が乱立しています.
こういう派手な本はあまり好きではなく、自分は逆に怪しさすら感じます.

なぜ有名人に推薦文を書いてもらうのかといえば、有名人の商業的価値を利用して本を売るためです.
推薦文だから誰が書いてもいいと思うのですが、有名人以外の人が推薦文を書いても全く意味がありません.
つまり推薦文の内容よりも、有名人の「名前」に価値があります.

勝手に有名人の名前で推薦文を書く人はいませんが、勝手に名前を借用する人はいます.
さすがに有名人の顔を使うことはなくなりましたが、名前を使うことは結構目にします.

有名人の名前の利用して売るということが邪なわけですが、法的にもパブリシティ権の侵害というリスクを犯しています.

有名人の名前にタダ乗りして名声・社会的評価・知名度を利用しているわけだから、問題がないわけではありません.

名前くらいいいだろうと思う人は、逆の立場を考えてみるといいでしょう.
自分の知らないところで、自分の名前を使って何かされていれば気分がいいものではないですよね.

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