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読書チャレンジノート[東大生の本棚]

あけましておめでとうございます。ごぶさたです。
今年は読書アウトプットにチャレンジしてみます。
詳細はいつか書きます。

とりあえずかけたものから出してみる。
最初は誰でも素人。徐々に身につけていこう。

■チャレンジシート

今年読んだ読書系書籍にて、「Action Reading」という赤羽先生の著書から
やり方を参考にしました。
「チャレンジシート」のフォーマットを活用しつつ、30分3000文字を
目標に書いてみた結果が以下となります。

読んだ本:東大生の本棚

「東大読書」著者の西岡先生の本が読みやすくて好きです。
本を読むための本として、いつも勉強になります。


■内容

○1.この本を読んだ目的、ねらい

・東大生はどんな本を読んでいるのかを知り、読書の幅をひろげたい
・紹介されている本の読み方や楽しみ方を知り、自分の読書に活かしたい
・どんな本から、何を学んでいるのかを知り、視野・視点を広げたい


自身も東大生である「東大読書」著者の西岡先生が、
東大生からアンケートをとった結果から、何が見えてきたのか。
本の読み方や楽しみ方、そしてお勧めの本などを知りたい。
また、それぞれの本に対して、どういった部分に注目して読んでいるのか、
どこに面白さを感じているのかを知ることで、
今までに読んだ本を違う視点からの発見があるのではと考えた。


○2.読んでよかったこと、感じたこと

・本を読んで感情が動く体験を大事にしよう
読んだ本の内容が記憶に残るのは、心が動く瞬間、つまり「感動」があるとき。
流し読みとか、「ふーん」といったレベルの内容の把握では、読んだ内容は
数ヵ月後には消えてしまっている。
でも、読んで感動したことや、自分にとって目から鱗が取れるような内容だと
常に意識下に残り続ける。
タイトル然り、内容しかり。
自分にとって腹落ちし、これがこの本から得たものだ!
と心から納得し、人に伝えたいと思えたことこそが、本からの学びと言える。

・本を自分なりに解釈し、それをアウトプットできる議論の場を作ろう

読んで思ったことは、東大生でもみんなそれぞれに解釈は違うということ。
「ブラックジャック」を元に議論を重ね、結局白黒つかないという話もあり
読んだ後に得るものは、必ずしも一つじゃないことを再認識した。
自分なりに感じたこと、思ったことを、自分の言葉でアウトプットし、
「自分はこう思った、こう感じた」を出していこう。
そして、他の人の意見や受け止め方から新たな視点を得ていこう。
本は読んで終わりではなく、そこから2度も3度も楽しめる。
かめばかむほど。
昆布だしのように楽しみたい。

・いろんな視点で捉える読み方をしてみよう
つい自分視点で「今の自分に役に立つもの」だけを捕らえがち。
小説はあまり読まないものの、主人公視点でしか話を読めてないことに気づいた。
もっと、登場人物のそのときの心境や、主人公以外の立場・状況をイメージして
時代背景や世界観も一緒に楽しみ、臨場感を味わっていこうと思った。
マンガやアニメだったら、結構していることなのに、本を読むときはつい
現実世界から「箱の中の出来事」として客観視してしまうが
もっとその世界にもぐりこんで、本の中の世界を自由に楽しもうと思う。

・同じ本でも、読み手や状況によっていい本にも悪い本にもなる。

以前読んだ本は、ある意味「読書量を増やす」ための経験のための読書。
これからの読書は、「視野を広げる」ための価値観を広げるための読書かなと。
たとえるなら、今までは競技レースに出ていたので、
「勝利するため」「何かしらの賞を取るため」が目的だったので
楽しむことよりも、目標を重視していた。(褒章は特にないけど、自己目標のみ。)
これからは、もっと周りの景色を楽しみつつ、あんな車でも乗れるんだ、
あんな走り方もできるんだ、あの道も通れるのね!といった、枝葉を広げる
可能性を広げる読み方をして、読書を「目標に達するため」から
「自分が楽しむため」に切り替えれれば良いなと思った。

そういう意味では、前は読みづらい!と思ったものでも
今読むと面白い!ためになる!ってなるかもしれない。

小説「アルケミスト」を改めて読み、以前読んだときと
感じ方にどんな変化があるかなー、とふと思った。
後はホモデウスとか。再読したいと思った本を、もう一度手に取りたい。


○3.この本を読んで、自分は何をするか

・ビジネス書以外にも、幅広い本を手に取ってみよう

「キノの旅」「ソードアートオンライン」「まおゆう」などの
ラノベもいくつか紹介されていた。
そういえば、ラノベってなぜか読んでこなかったので、読んでみようと思う。
なお、マンガは日常的に読むので(笑)引き続き幅広く読んでいこうと思う。
世界観に没入したい。

・感動したことをアウトプットしていこう

何よりも、やっぱりこれが一番やりたいと思う行動。
感動したことを、すぐさまアウトプットしていかないと、感動が薄れてしまう。
せっかく感じた「すげー!」「楽しい!」「驚き!」や
センチメンタルな気分、美を感じた部分をきっちりと言語化したいと思った。
つたない文章になってしまうと思うが、そこからもにじみ出る感動が
伝わると良いな。

・読書を楽しむ仲間を増やす働きかけをしていこう

読書を自分一人で楽しんで終わり、とするのではなく、この読んだ感想を
誰かと共有し、「わかるー!」「僕はこう思った」といった意見交換が
できる場所をつくりたいなと思った。
今あるコミュニティを探して飛び込んでも良いけど、せっかくなら
自分が属するコミュニティ(リアルの場、オンラインの場)に
「一緒に作ってみない?」という働きかけを行うことで
ある意味自分への「強制力」を働かせたいなと。
多分、自分事にしないと、動かないから(笑)
行動するために、自分を動かすトリガーとしたい。


○4.3ヵ月後には何をするか、どうなっていたいか

・今まで以上に読書を楽しむことを大事にする。

今までは自己目標を強くイメージしていたため「~しなければならない」という
強迫観念をもって読書していたけど、これからの読書は
「中身を楽しむ」「感動するポイントを探す」読書にシフトしたい。
面白ポイントと、独自の解釈(誤読)を楽しんで、
人に「楽しみポイント」を伝えていきたい。

・本の読書後にアウトプットができるようになる。

目標は、無理なく続ける、楽しく続ける。これを一番大事にしたい。
読んで終わりにせず、一定のフォーマットを使ってアウトプットにつなげたい。
→ちょうどいいタイミングで出会った、赤羽先生の「Action Reading」で紹介されていた
 チャレンジシートの活用と、アウトプット方法を実践してみようかなと。
 (「これならできるかも!」と思えた点も大きい。)
 自分なりのフォーマットを意識しつつも、型にはまり過ぎない点も大事にしよう。
 

・本の解釈を議論(意見交換)できる場に身をおく。

ブクログ、noteへのアウトプットとともに
今のコミュニティにも場所を作っていこうと思う。
(Facebookコミュで自分が主体となって仲間を集めたいところ。)
自分の性格的に、「自分が主体的に参加できる」場でないとついつい
サボってしまうのでそのあたりも意識しておきたい。


○おわりに

西岡先生の著書は、どれも「なんとなく読みやすい!」と感じることが多い。
多分、難しい言葉を使わずに、多くの人が理解できるような文体で書かれているからかな。
一般的なビジネス書だと、途中途中で専門用語や、科学的根拠の解説が入るので
主軸からそれてそっちに目が行きがちになる。
西岡先生は、単語だけはだすけど、話の筋がそれていかない工夫をしているのかなー。

あと、各章ごとのまとまりがよく、テンポよく読める部分も大きい。
「東大生の本棚」という仰々しいタイトルから、まさかマンガやラノベが
バンバン登場するとは思っていなかったので意外性も楽しめた。

「エターナルもフォースもブリザードも、すべて受験ででてくる範囲の単語」
という解説が、僕のように「厨二病」のまま大人になった人を
救ってくれているのもあるのかもしれない。

なんにせよ、とても身近に感じる著者の性格というか、人の良さを感じる。
(学者学者してない、というのかなんというか。)

これからも「東大シリーズ」の本を出されると思うので、
著者を追っかけて読んでいくと思う。

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