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なぜクルマはステータスになるのか?【(2)なぜみんなクルマを買ってしまうのか?】

こんにちは!
どーも!ゆ〜せ〜です!

今回は、前回の続きであるなぜみんなクルマを買ってしまうのか?という話をしていきたいと思います。

前回の記事を前提知識として書いていきますので、前回の記事を読んでいない方はこちらからどうぞ。

3. マイカーの夢


マイカーという夢はマイホームの夢と同じく昔から男なら買いたい、ほしいと言われることが多くありました。

これは文化的かつ歴史的なもので考え方は間違ってはいません。
なぜなら、ないものがほしいという達成の欲求は人間の本能的なものだからです。
昔はモノがないのが普通で、モノがある、持っている方が珍しかったのです。

しかし、今は賃貸やカーシェアも含めてレンタルで済むようになったので一時的に持つのが簡単になりました。
これを持っていないと言われる場合がありますが、一定のシーンではその人の所有物ですので、レンタルでも立派に持っていると言えるでしょう。
事実、法的には賃貸は住んでいる間は貸主でなく借主に権利が与えられることが多いので、借主が持っているという解釈もできます。
このような時代の流れからマイカーの夢を持つ人は少なくなりました。

しかしながら、人間という生物は、機能としてホメオスタシス(恒常性)というものを持っています。
つまり、人間は変化を拒む特性を持っているということになります。
だから、いつまでもマイカーの夢は失くならないのです。

さらに、サラリーマンの管理職は40代以上のおじさんたちが多いので、「一人前の男はマイホームとマイカーくらいは持っている」などと言われるので、マイカーを持つことは素晴らしいという意味で夢を持つ若者もいます。

4. クルマを持つというステータス


ここでのステータスは、社会的地位や身分といった「人と比べて私は〇〇だ」を社会的に見たものと考えます。

いつまでもマイホームやマイカーを持つステータス性が高く評価される現実は変わりません。
これは実体のないもので、比較できるものでもありませんが、高級なものを所有するというのは社会的には価値のあることと考えられます。
それは資本主義の中では金持ちが勝ち組という構造にあるからです。

これはクルマや家だけでなく、高級ブランドのバッグや服、財布なども含まれます。
エルメスのバッグがセールされずに数百万円で売られるのは、それのデザイン性が高く、質が高いということだけでなく、高いステータス性を得られるからです。
だから、エルメスのバッグはいつまでも女性の憧れに君臨しているのです。

これはもちろんクルマで置き換えられます。
クルマは最低でも1台100万ほどはします。
これを平均年収400万ほどの日本で持つことは金銭的に見れば、かなりすごいことだと言えます。

さらに、クルマの中でも特にドイツ車はクルマの中でもかなり高級ラインで男の夢であることは変わりません。
実際、クルマ好き以外はクルマに興味を示しませんが、BMWやメルセデス・ベンツ、アウディのブランド力の高さは認知しています。

これらのことから、クルマを持つというのは社会的ステータスを得られるのと同時に、クルマが高級であればあるほど、さらに高いレベルで社会的ステータスを得られるという比例の関係があるということになります。

しかしながら、事実として2021年4月現在で、欧州高級車の最安値モデルはそれぞれ、BMWの1シリーズは337万円~、メルセデス・ベンツのAクラスハッチバックは362万円~、アウディのA1スポーツバックで294万円~ですので、5年ローンで月々3万円くらいで新車購入できます。

そう考えると、本気でバイトすれば学生でも購入するのは難しくない(ローンを組めるかは別ですが親が保証人になってくれれば解決できます)ので、何が社会的ステータスが高いかは定かではありません。

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目次
なぜみんなクルマを買ってしまうのか?
1.日本人の多くはクルマを保有している
2.バンドワゴン効果によりクルマを買う
3.マイカーの夢
4.クルマを持つというステータス

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