突然巨大企業を滅んでしまう理由がわかる「イノベーションのジレンマ」について解説!
こんにちは!
どーも!ゆ〜せ〜です!
今回は、突然巨大企業を滅んでしまう理由がわかる「イノベーションのジレンマ」について解説していきたいと思います。
ある日、突然大企業のある事業が無くなるということがあります。
それは一体なぜ起きてしまうのかってわかりますでしょうか?
たまたま運がなかったからという可能性もありますが、多くはイノベーションのジレンマによるものです。
今回はそのイノベーションのジレンマについて詳しく解説していきますね。
イノベーションのジレンマって何?
イノベーションのジレンマとは、HBS(ハーバード・ビジネス・スクール)教授であり、企業におけるイノベーション研究の第一人者であるクレイトン・クリステンセンが提唱したものです。
内容としては、持続的イノベーションに注力している既存プレーヤーが破壊的イノベーションを持つ新規プレーヤーを前に力を失う現象のことを言います。
持続的イノベーションに注力すればするほど、負けてしまうという皮肉を表しているとも言えるでしょう。
この持続的イノベーションと破壊的イノベーションとは一体どのようなものなのでしょうか?
持続的イノベーションと破壊的イノベーション
まずは持続的イノベーションからです。
持続的イノベーションとは、顧客の要望にフォーカスして、商品・サービスの性能の向上を図るイノベーションのことです。
「持続的」という名前ではありますが、革新的や断続的、連続的なものなどさまざまな種類があるので注意しましょう。
例えば、テレビで言えば、アナログがデジタルに、それがハイビジョン、フルハイビジョン、4K、8Kと持続的イノベーションが起きているといえます。
一方、破壊的イノベーションは、持続的イノベーションと違って、既存の商品・サービスの主要顧客が評価する性能よりは劣ります。
しかしながら、既存の商品・サービスにはないユーザビリティ(使い勝手)の良さ、低価格などがあります。
イノベーションのジレンマが起こる理由
持続的イノベーションと破壊的イノベーションについて理解していただいたところで、突然巨大企業が滅んでしまう原因であるイノベーションのジレンマが起こってしまう理由について解説していきます。
イノベーションのジレンマが起こる理由は2つです。
まず、1つ目は、既存プレーヤーにとって新市場は小さいものなので、投資を優先度が低いからです。
投資の優先度が低いため、結果的に他の破壊的イノベーションんを持つ企業に負けてしまうということが亜起こりうるのです。
2つ目は、新市場の顧客ニーズは既存市場の顧客ニーズとは異なるからです。
極端な例で言えば、ユニクロが急に数十万のアウターを販売するなどです。
ユニクロの顧客は全世代で安いながらも高品質とシンプルなデザインの服がほしい人なので、超高級ラインを作ったとて売れることは考えにくいでしょう。
イノベーションのジレンマは対策できるのか?
結論、イノベーションのジレンマは対策できます。
しかしながら、企業は既存顧客を抱えているということと、大企業になればなるほど意思決定のスピードが遅くなりがちなことから、本質的にイノベーションのジレンマに陥りやすいです。
なので、具体的に対策をしておくのは非常に重要になってきます。
答えはシンプルなものです。
それは、メインターゲットではない顧客や市場の商品・サービスが自社より性能が劣っていたとしても、将来脅威になりそうな企業を常に探り、早い段階から備え、可能であれば、先手を打ちましょう。
今は情報が高速化したことで、情報を簡単に手に入れられるようになったので、ニュースなど常にアンテナを張っておきましょう。
ちなみに私は全て気になったことはその場で調べるようにしているので、皆さんもこの習慣はおすすめですよ。
ということで、今回は、突然巨大企業を滅んでしまう理由がわかる「イノベーションのジレンマ」について解説してきました。
イノベーションのジレンマについて理解していただけたでしょうか?
経営者や企業の役員、意思決定を有する人は、特にイノベーションのジレンマに気をつけて、情報のアンテナを張っておきましょう!
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