「アサーション、自分の気持ちの伝え方」

「アサーション」は、自分も他人も尊重しながら、お互いに気持ちのよい自己表現をするための考え方。との事。

つい他人が、〇〇をやってくれない、嫌なんだけど頼み事を引き受けてしまう、など、もっと上手く自己を表現して、コミュニケーションを取ることが出来れば、不快な気持ちを感じずに、他人と付き合っていける、それがアサーションである。

つい極端な思考になりがちで、敵•味方でしか大別出来なかった時は、自己表現として、攻撃的になり過ぎてしまったり、反対に、非主張的になってストレスを溜めてしまうが、相手も自分も気持ちよく表現出来るのが、アサーションが出来ている事。

思い当たる人は、想定読者として良いので、ググってみるのがおすすめである。

私は、どちらかというと、非主張型の人間で、ここ数年は、改善されつつあるが、つい意見を飲み込んでしまう事や、ここは意見を言った方がいいのだろうか?と意識的に迷ってしまう事がある。過去には、攻撃的に相手の立場を顧みずに、一方的に拒否を示してしまったり、物事を過剰に捉えがちだったりした。この本や、コミュニーケーションや人間について書かれた本や、実践を通して、徐々に自己表現を慣らしていきたいものだ。

大体は幼少期に何かあったんだろうと、思いを巡らせては、周りの大人から、我慢強い子や忍耐力があるなんて言われたり、「自分が我慢すれば済む事なんだ」という記憶が巡ったりした。そんな環境下で身についてしまったのかもしれない。

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