「かてちゃんずとぎゃるちゃんず」レポ

タイガー田中

2021.5.4
「かてちゃんずとぎゃるちゃんず」
LOFT9 Shibuya


備忘録も兼ねて簡単ながらレポを書いておく。
記憶のみに頼って書いているので記憶違いもあると思うがその辺はご容赦を。

これまでのあらすじ――。

ZOCというアイドルグループがいる。超歌手の大森靖子がプロデュースし自身もメンバーとして参加する革新的なアイドルグループだ。

強力で曲者揃いのメンバーが集う中、その内の一人だったのが香椎かてぃである。2016年にミスiD2017大森靖子賞を受賞、2018年9月からZOCとして活動を始めるやいなや瞬く間に若い女性を中心に絶大な支持と人気を獲得。その速度はまさに「人気アイドルへの階段を3段飛ばしくらいのペースで駆け上がっていく」(※ゾックゾクアドベンチャーより)と形容するに相応しいものだった。

しかし2020年12月4日、香椎かてぃはグループ卒業を発表。2021年2月8日に行われたZOC初の日本武道館公演「NEVER TRUST ZOC FINAL」をもって皆から祝福され、惜しまれつつもZOCを卒業していった。

卒業後しばらくは動向が見られなかったが、しかしある日「KATY」として再び活動することが発表される。また所属もインディーズ時代のZOCでお世話になったekoms所属となる。

具体的な活動の方向性についてはまだ分かっていないところも多いが、これからのKATYの活躍に期待である。

あらすじ終わり。

さて、そのような次第でZOC卒業後初のイベントが「かてちゃんずとぎゃるちゃんず」となる訳である。ファンなら絶対参加したいイベと言っていい。ZOC時代もかてぃ関連のチケやグッズは競争率が段違いで高かった。今回も激しい争奪戦になることは火を見るより明らかである。

しかし、まあ、自分自身としては「行けたらいいな～」ぐらいの軽いお気持ちで投げた。ZOC時代にもう一種の諦めというか悟りの境地に入っており、また1月の時に武道館公演の価格7万円のウルトラVIPチケット(なんかねそういうのがあったらしいっすよ)の特典で10分間会話したし、別に今回は行けなくてもいいかな～その日仕事だしそもそも絶対当たらんだろうしな～～と考えていた(そう思っていた方がダメージが少ない)。

そう呑気に構えていたら、チケットが当選した。しかも整番A1。破格の引き。これは有給を取って行くしかない案件である。

――当日。

渋谷へ向かう。
12時開場、12時半開演予定。Twitterで開場10分前から並ばないよう注意があったので、11時50分ぐらいに着くようにする。

時間前にTSUTAYA O-EAST前のローソンに寄るが、人通りが全く無くてビビる。以前だったら連休中のこの一帯はそれこそドルヲタなどライブ客で賑わっていたのに。コロナ、緊急事態宣言の影響による時代の変化を痛感する。

緊急事態宣言といえば、発令された当初、今回のイベも中止になるのでないかと危ぶんだのだが、そういう事は無く安心した。全然詳細発表無くてどう判断したらいいのかちょっと困ったけど。

会場はLOFT9 Shibuya。個人的な思い出としては、昔ここでミスiDカフェをやっててかてぃに会いに来たな～ということがあった。

やがて人が続々と集まる。人数は正確なところは分からないが100人ぐらいか。開場時間になり、検温し、イベで使うアンケート用紙とビンゴカードを取って入場する。

なおロフト系列でのトークイベといえば大体600円以上の1オーダー必須というのが基本だと思うが、今回は感染症対策により水以外の飲食注文無しとなっていた。

1番目なのでとりあえず最前真ん中の席をとる。それと同時にステージ横、下手側の方でチェキ券や証明写真の物販が開始される。

今回のチェキは、スクエアチェキというものだった。名前の通り普通のチェキより一回り大きく四角い。初めて見た。通常のチェキフィルムを切らしておりこれになったと説明していた(ような気がする)(横から断片的に聞いてただけなので全然違ったかもしれない)。今回は一人２枚までという制限が設けられていた。値段は一枚2000円(なお追加購入は無し)。

チェキ券購入後、待ち時間の間にアンケート用紙を記入する。内容は「Q1.かてぃちゃんに質問」「Q2.かてぃちゃんに相談したいこと」。とりあえず適当に記入してスタッフに渡す。

開演時間。

司会はekomsの真田さん。壇上でかてぃを呼び込む。かてぃが「恥ずかしい～」と言いながら登場。

そして本日のゲストが二名。最近かてぃと仲が良いという金子理江ちゃんと、事務所の社長であるサクライケンタさん。

理江ちゃんは確かにインスタで一緒になってるな～と思っていたが、まさかゲストで登場するとは思ってもみなかったのでビックリ。

なお余談だが、かてぃがイベ中ずっと椅子の上に正座していたのが面白かったｗ

最初はかてぃに関するクイズから。
一問目「かてぃが好きなマンガは進撃の巨人ですが、好きなキャラは誰でしょう」。設問があやふやで、進撃の巨人で好きなキャラなのか、進撃関係なく好きなキャラの話なのか適当な感じになる。ある意味かてぃらしいイベのノリです。

理江ちゃんの答えは「スポンジボブ」、サクライケンタさんが「アルミン」。かてぃの答えは「リヴァイ」でした。ちなみに進撃以外のキャラでかてぃの頭に浮かんだのがスポンジボブだったらしいので、実質理江ちゃんが正解という感じに。

その他、「最近ハマっている食べ物」「子供の頃の将来なりたかった職業」「２つ前の髪の色」など幾つかのクイズが出題されるが、メモも無く正確な内容を思い出せないため申し訳ないが割愛。最後のクイズは「かてぃがギャルに必要だと思っているもの」。答えは「ノリ」。なんともかてぃらしい答えです。

その後は質問コーナー。印象深かったのは「チェキのポーズ」についての質問で、ZOC時代、よく中指を立てたポーズをしてた事に関して「これお母さんに見られたら悪いところに出入りしてると思われるんじゃないか」と反省していると語ってて、変なところですごい真面目だなあと「らしさ」を感じた。なお自分の質問は読まれませんでした。かなしみ。

※ツイートの意味が全く分からないと思いますが、これは最近の趣味がカレー作りとクラフトコーラ作りだからです(何それ)

そして次がビンゴ大会。景品がソロチェキ(3名)。ちょっと休憩で、アコーステックライブへ。

曲については他の方のツイートも参考に書きますが(記憶力が無くてすんません)、あいみょん「愛を伝えたいだとか」とyonige「どうでもよくなる」。あいみょんは理江ちゃんのボーカルで、圧巻。さすがだと思わされました。yonigeはかてぃボーカルで、極度の恥ずかしがり屋だったかてぃが大勢の前で弾き語りを披露するなんてその成長ぶりに涙が流れる思い。

ライブの途中にかてぃが感極まって泣き出して、ファンへの思いを語ったのがグッと来た。ZOCが中途半端に終わったという訳ではないけれど、「アイドルじゃないけど、アイドルっぽいこと」をまたやっていく思いについて言葉にしていた。まあ泣いてるといっても重たい感じでなく、ほほえましい感じ。サポートのサクライケンタさんも笑っていたしｗ

そういうものだ。

ライブが終わり、チェキ撮影へ。ビニールシート越しの２チェキ。ここも感染症対策で列を崩さず前列から並んでる席順で上手側から案内される(ZOC時代、地獄の窯の底のようなチェキ列を体験してる身としては心底安堵した)。

1月のウルトラVIP以来の再会。
「良かったよ～。こうやって弾き語りをやるなんてかてぃも成長したなと思った」と伝えたら「恥ずかしいからその話はもうしないで～」と言われたｗ　そして韓国語で「ありがとう」と言われる。短い時間だけれども、そんな感じ。

金子理江ちゃんとも撮りました。遥か昔リリイベで全チェキ撮って以来の接触でした。エモ。

イベントの雰囲気としては、非常にゆるい感じで楽しかった。規模感でいうと、ZOC初期にさやぴとやっていた「さやかてぃ」やカレンとの「ぞめてぃ」などの個人イベを思い出して実に懐かしい空気感だった。仕方ない事とはいえZOCが急激に大きくなり、メジャーデビューも果たし、もうあの規模のイベは望めないだろうなと個人的に残念に思っていたので、こんな現場を再び体験できたのは良い意味で予想外の出来事だった。

こうしてまたかてぃと会えることができたのは嬉しい話である。またきっと近いうちに次の機会を設けてくれるだろう。それを楽しみにしたい。

ピース。



2021.5.8
タイガー田中拝

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