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所属感

私は、このコロナ禍で沢山の時間が生まれました。
外出できないということも要因の一つですが、学校が遠隔授業になり、学校に行くことがなくなったということが大きいです。そこで身に染みて感じたのが所属感というもので、学校というコミュニティがどれだけ偉大なものか、どんなに依存していたのかを気付かされた気がします。

学校に行けば、授業を受ける、昼ごはんを食べる、喫煙所に集まる、学校終わりに遊ぶ、同じ時間を過ごす友人が毎日、必ずいました。ただ、そんな当たり前の毎日がコロナによってがらんと変わりました。

そして、それまでは一人の時間が好きだという自覚がありましたが、一人の時間が多すぎるのもなと感じるようにもなりました。

私は所属感を持つことによって人間は安心する。場合によってはそれに甘んじてしまうと思います。一つ例を挙げると、私は小学校からずっとサッカーをやっていて、所属していたチームは全国大会や地方の大会でも上位を取るようなチームでした。そこで監督やコーチがよく仰っていたのが、「お前らは何もすごくない」ということや、入ったばかりの時は、「このチームに入ったからといってサッカーが上手くなるわけではない、努力をしなければ上手くならない」ということです。その時は、なんか言ってるわぐらいでしたけど、今になると監督陣が仰っていたのが、所属感に甘んじるなということにつながるんじゃないかなと感じます。

すごく難しい言い方をしているような感じはしますが、所属感というものが人間にどれだけの安心と自信を与えているかがわかると思います。
もしこんなことを言われていなかったら、私たちはこれまで先輩たちが残してきた歴史とそのネームバリューに甘んじて成長も結果も実らなかったかもしれません。
逆にいうと、そういう指導をしているからこそ強いチームは強くあり続けられるのかもしれません。この所属感というのは人間にとって不可欠な気がします。なぜなら、この所属感というものが、人間の承認欲求や自己実現の欲求などあらゆる欲求を満たすことを可能にするとも考えられるからです。

これらを踏まえて、今私が取るべきベストな選択とはなんでしょうか。


私は、来年から社会人になります。自営業ではないため、会社に雇われる身です。
雇われるということは、万が一のことがない限り会社に守ってもらえるということです。ただ、これは会社に依存するということでもあります。

会社にいつ首を切られてもいいような人的資本を身につけること(会社で身につけるスキルだけでなく、副業によるスキルも)や一定の資産を蓄えることが会社に依存しない、所属感に頼り切らないということになるのではないでしょうか。

ものすごく自己啓発の文になりました、はい、最近ハマっているのは読書です笑