【パデル】スマッシュ、打った方が失点する説
パデルは壁に囲まれたテニスのようなラケットスポーツ。
醍醐味の一つがスマッシュのカウンター。
▼参考動画はこちら
他にもドロップショットのようにスマッシュをカウンターすることもあります。
このようにカウンターショットが多くあり、プロの試合でもカウンターで得点をしていることが多いように感じるので、実はスマッシュは打つだけ損なのでは?という思いに至りました。
今回はまずは世界のトップ選手のスマッシュでの得失点を見ていこうと思います。
検証動画
Cervezas Victoria Marbella Master 2020 Finales
Pablo Lima / Paquito Navarro vs Juan Lebrón / Alejandro Galán
より、1セット目の該当ショット数とその3球以内にポイントとなったプレーをピックアップ
*リフタードは除いています。
検証結果
結果は以下。
Lebrón:7/10本(70.00%)
Galán:9/10本(90.00%)
Lima:5/5本(100.00%)
Navarro:3/5本(60.00%)
おや、思ったよりもスマッシュで得点できてました。
ここからカウンターしようのないポルクワトロを除いていきましょう。
※ポルクワトロ=強く跳ねるスマッシュでコート後ろ壁を超すこと。↓参考動画はこちら。
Lebrón:7/10本(70.00%)
Galán:5/6本(83.33%)
Lima:4/4本(100.00%)
Navarro:3/5本(60.00%)
Galán選手の総スマッシュ本数が減りましたが、他はあまり変わらず。
驚異的なのはLebrón選手で、決まった7本中6本のスマッシュはスマッシュエース。
壁に当たってから高く跳ね上がり、触れることもできないスーパーショットが6割に達します。
スマッシュを打ちに行ける範囲が広い上、エースも多く決められます。
Lima選手も割合で言えばエース率は7割を超えますが、実数は3本というところで、あまりスマッシュを打ちに行く選手ではないようです。
スマッシュはしっかり打っていくべし
いずれにしても、そこまでカウンターの本数は多くなかったようで、スマッシュは打つだけ損ということはありませんでした。
ここで気になるのは日本との差ですね。
環境や歴の違いもあり、スマッシュをカウンターすることはあまり多くないので、実は日本こそ打っておけば決まるのでは?と思っていたりします。
次は日本トップ選手のスマッシュについて調べてみます。
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