【パデル】バンデッハを打たれる!どこで待てば良い?
パデルにおいて、ロブは重要なショットの一つ。
ロブを上げて相手の上を抜くことで、自分たちがネットプレーができるようになります。
ただ、余程良いロブを上げないと、相手選手にバンデッハで取られてしまうため、ロブを上げたらすぐネット前に走って良いわけではありません。
▼バンデッハの参考動画はこちら。
今回は、World Padel Tour選手はロブを上げた後にどんなポジションを取り、いつ前に出ているのかをみていきます。
検証動画
World Padel Tour Estrella Damm Menorca Open 2020 Cuartos de Final
Sanyo Gutiérrez / Franco Stupa vs Matías Díaz / Maxi Sánchez
検証結果
基本的にはサービスラインの一歩手前で構えていることがわかりました。
まとめると下記の通り。
・ロブを打つ選手と対角の選手は、サービスライン1歩手前に構える
→バンデッハが来たら壁に当てずにブロックして、低めに同じ相手に返せたらペアと一緒にネット前に出る
→相手が後ろを向いてボールを落とすことがわかったら、ダッシュしてネット前に出る
・ロブを打った後の相手の構えを見て、対角の選手はネット前へダッシュ
→正面の選手は壁際まで下がり、スマッシュをケアする
つまりロブを上げたら少し前に出ておくことが大事そうですね。
イメージとしては、下図の赤い部分です。
基本的にはバンデッハは対角に打たれるので、フォアサイドにロブが上がっていればフォアサイド側の選手が少し前に、といった形で片方の選手だけサービスライン前に出ているようです。
自分もレッスンでそのように教わっていますが、バンデッハを打った選手が後ろにいる間に返球を差し込めれば、一転して前に詰めることができる利点があります。
他にも、フラットショットの構えを見てネット前まで詰めていることもあります。
ロブが高く上がれば、バウンドを待たずに前に出ることもあります。
手を伸ばしてフラットに打つ様子が確認できると、対角の選手がネット前に詰めてブロックし、そのままネットポジションを奪います。
正面の選手は後ろで待って、ブロックのミスをフォローするかブロックを見て前に追いつくかしていきます。
バンデッハが打たれるときに、まだサービスラインより後ろで構えている人は、一歩前に出てカットすることにチャレンジしてみると良さそうですね。
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