【パデル】日本のパデル、スマッシュ打てれば決まる説
パデルはテニスなどと違いスマッシュがカウンターできるスポーツ。
とは言え、日本はまだパデル発展途上国。
スマッシュを強力に振り切れる選手もまだ少なければ、それをカウンターできる選手も多くないのが現状かと思っています。
なので、世界と比べてスマッシュでの得点率が高いのでは?ということで、日本の試合から調べてみました。
検証動画
第3回全日本パデル選手権 決勝戦
日下部 / 平 vs 富田 / Asier
より、該当ショットをピックアップ。
*リフタードを除く。
*スマッシュ後、3ショット以内にポイントにならなかったショットを除く。
検証結果
結果はこちら。
日下部:3/4本(75.00%)
平:2/4本(50.00%)
富田:6/6本(100.00%)
Asier:4/4本(100.00%)
ポルクワトロでのポイントを除くと以下の通り。
日下部:2/3本(66.67%)
平:1/3本(33.33%)
富田:6/6本(100.00%)
Asier:4/4本(100.00%)
ただし、カウンターは全てAsier選手が決めていることもあり、「日本のレベル」という見方をすると、打ったものは100%決まっているとも言えます。
3ショット以内でのポイントを除いているのですが、返球できるできないの観点で見れば、3本ほどスマッシュを返球しているショットがありました。
とは言え5%ほど高い確率で、世界トップよりも日本の方がスマッシュが得点に繋がる確率は高く出ていました。
スマッシュするならエースを、される側はカウンターを!
ただし、スマッシュエースの確率は日本の方が9%ほど低くなっています。難しいショットではありますが、エースを取れるスマッシュが打てるかという観点では伸び代がまだまだありそうです。
そして、そもそもスマッシュの本数が圧倒的に少ないので、スマッシュを打てる展開づくりと打てる範囲を広げていくことも必要そうです。
打たれる側としても、エースとなる本数やエースとなってもネットを超えて戻るスマッシュがまだ少ない日本では、カウンターが少しでもできれば優位に立てる場面も多いのではないかと思います。
スマッシュとカウンター、もっとガンガン練習していきたいですね!
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