【パデル】カウント別でバンデッハのコースは変わるのか?(その5)
photo credit: Padelazo.com Monica Gomez 2 padel 2 categoria prueba circuito dkv padel women tour 2013 reserva del higueron abril 2013 via photopin (license)
引き続き、パデルにおいてゲームメイキングに重要なショット「バンデッハ」のカウント別コースを見ていきます。
▼前回までのnote
今回の検証対象試合はこちら
検証動画
World Padel Tour Estrella Damm Barcelona Master 2020 Cuartos de final
Mapi Sánchez Alayeto / Majo Sánchez Alayeto vs Paula Josemaría / Marta Marrero
より、Mapi / Majoペアの1セット目のバンデッハをピックアップ。
検証結果
まずはフォアサイドのMapi選手から見ていきます。
カウント:センター|フォア|バック
合計:29%(4本)|57%(8本)|14% (2本)
0-0:25%(1本)|75%(3本)|0%(0本)
0-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
0-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
0-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
15-0:0%(0本)|100%(1本)|0%(0本)
15-15:100%(1本)|0%(0本)|0%(0本)
15-30:100%(1本)|0%(0本)|0%(0本)
15-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-0:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-30:0%(0本)|100%(1本)|0%(0本)
30-40:0%(0本)|100%(1本)|0%(0本)
40-0:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-30:50%(1本)|0%(0本)|50%(1本)
40-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
前回まで見ていた、Villalba / Virsedaペアと比べると今度はフォアサイドのバンデッハ本数が少ないですが、相手選手のロブコースの影響なので、そこはスルーします。
いまのところフォアサイドからフォアサイド、クロス方向へのバンデッハの数が多いのはVillalba選手と同様です。
続いてバックサイドのMajo選手。
カウント:センター|フォア|バック
合計:12%(4本)|16%(5本)|72% (23本)
0-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(3本)
0-15:25%(1本)|50%(2本)|25%(1本)
0-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
0-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
15-0:0%(0本)|25%(1本)|75%(3本)
15-15:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
15-30:33%(1本)|0%(0本)|67%(2本)
15-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
30-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-30:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
30-40:0%(0本)|50%(1本)|50%(1本)
40-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
40-15:33%(1本)|0%(0本)|67%(2本)
40-30:12.5%(1本)|12.5%(1本)|75%(6本)
40-40:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
サンプル数は少ないですが、バックサイドからバックサイドとこちらもクロス方向へ打つことが多いことがわかります。
1set目を見た限りでは、前回まで見ていたVillalba / Virsedaペアと比べて、ストレートに向かって打つバンデッハの本数と割合は多くなっています。
このセットはMajo / Mapiペアが奪っていることから、効果的に正面の相手選手にバンデッハを捕らせると有利な展開になる可能性もあるのでしょうか。
次回は、2セット目の本数と、前回まで検証していたペアのバンデッハコースの合計を見ていこうと思います。
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