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スポーツとマネジメント

スポーツをやっていると、「これ仕事に活かせるなぁ」と思うことがままある。

特に感じるのは「マネジメント」だ。

自分はマネージャーという立場になったことはないが、インターンを部下に持ったり、リーダー(仮)としてチームを持ったりしてマネジメントをしたことがある。

マネジメントは、相手の出力を最大化させる行為。
直訳すれば管理だが、自分のできる範囲を超えたモノゴトを自分以外を通して成すためには、細かい管理ではなく全力を出してもらえたほうがいい。

セルフマネジメントも大事だが、まずは自分以外へのマネジメントについて書いていこう。

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自分はパデルというマイナースポーツをしていて、これは2人一組となり、相手のペアとボールをラケットで打ち合うスポーツだ。

言っておいてなんだが、わかりにくいのでテニスを思い浮かべてもらいたい。

テニスで勝つのはどういう人か。

それはショットが強烈とか、股抜きみたいなトリッキーでテクニカルなプレーができるとか、そんな人ではない。

ミスが少ない人」だ。
(偉そうに書いてあるが、他人の受け売りだ。)

極論を言えば、力が弱くてもトリックは使えなくても、打ち返し続けて、相手が先にミスをすれば価値なのである。

それを前提に考えると、こういった「チームでラリーするスポーツ」で強い人は仲間にもミスをさせない人ではないだろうか。

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例えば、仲間がミスをすると詰め寄る人がいる。または無関心パターンもあり得る。

これはミスを恐れさせる行為だ。

かといって、ドンマイドンマイと言っていればいいわけではない。

ドンマイと言われて成長するヤツは居ない。

これらの行為は即ち、勝つつもりがないと言える。

勝ちたいなら、次にミスしないようなコミュニケーションを心がける必要がある。

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仲間にミスをさせないためには、自分もミスしてプレッシャーをかけてはいけない。

ときには思い切れる場面も作ってあげなければいけないし、ミスして不機嫌になってるときには放置せず冷静さを取り戻してあげなければいけない。

ある種マネジメントの領域ではないだろうか。

仲間に力を発揮させる、という経験を積むのにも、スポーツはいい訓練になりそうだ。

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