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【パデル】ドブレパレッド(クローズ)はどこに返ってくる?(フォアサイド編)

ドブレパレッドの返球コースシリーズ、回転・オープンときてクローズでフォアサイド編は最後になります。

▼ドブレパレッドはこちら。

そしてクローズとは後ろ壁→横壁の弾道となるボールを返球する場合を指します。

今回はクローズの場合の返球コースをみていきます。

検証動画

World Padel Tour Estrella Damm Menorca Open 2020 Cuartos de Final
Martín Di Nenno / Agstuín Gómez Silingo vs Paquito Navarro / Pablo Lima
よりDi Nennoのドブレパレッド(クローズ)を抽出

検証結果

ポイントはこちら。

・センターへの返球はない
・ストレートへの返球でロブはほぼない
・クロスへの返球はロブか長めのボレー

クローズの場合のドブレパレッドは以下の返球コース。

・ストレート×低め:3本
・クロス×低め:5本
・クロス×ロブ:4本
 +浮き球:1本

クロスへの返球が多めになっていますが、これはそもそもクローズのドブレになりやすいのがコート外に出せなかったスマッシュやバンデッハなど上からのショットだから。

通常のボレーでは2回壁に当たる前にリターンしたり、ダイレクトにリターンすることが多くなっています。

相手フォアサイドの選手が少し後ろに下がって上からのショットを打つので、下がっている相手に打ち込んで安全に前に出たいから、クロスへの返球が多いのだと考えられます。

ドブレパレッド(オープン)の時もそうですが、ストレートには低めの球や浮き球が来やすいので、フォアサイドの選手からドブレパレッドが打たれる時はよりバックサイドの選手が身構えることが大事に思います。

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