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【パデル】カウント別でバンデッハのコースは変わるのか?(その1)

パデルで重要なショットの一つ、バンデッハ。

おぼんのようにラケットを寝かせて構えることから、スペイン語でおぼんの意味をもつバンデッハという名前がついているショット。

▼バンデッハについてはこちら。

バンデッハは決めにいくショットではなく、ネット前をキープしたり相手にチャンスボールを上げさせるためのディフェンシブなショットなので、強さよりも入れることとコースが大事になってきます。

ということで、今回からしばらくはバンデッハのコースをカウント別で追っていこうと思います。

検証動画

まずしばらくはこちらの試合のデータを取っていきます。

World Padel Tour Estrella Damm Barcelona Master 2020 Finales
Sanyo Gutiérrez / Franco Stupaczuk vs Juan Lebrón / Alejandoro Galán

検証結果(途中経過)

今回は1セット目までで、SanyoとStupaのバンデッハのみを追った内容を記載します。

まずはSanyo選手のバンデッハコースです。

カウント:センター|フォア|バック
合計:
24%(3本)|38%(5本)|38% (5本)
0-0:33%(2本)|67%(4本)|0%(0本)
0-15:0%(0本)|50%(1本)|50%(1本)
0-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
0-40:0%(0本)|0%(0本)|100%(2本)
15-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
15-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
15-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
15-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-0:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-0:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-30:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
40-40:100%(1本)|0%(0本)|0%(0本)

当然ながら本数が少ないので傾向はまだ出ないですが、センターよりもストレートにバンデッハを打つことが少しだけ多いのが気になります。
Sanyo選手は無難なところよりもトリッキーなところを狙い打つ印象があるので、分母を増やして分析した際に傾向としてちゃんと出るのかは追っていきたいポイントです。

続いてStupa選手のバンデッハコース。

カウント:センター|フォア|バック
合計:
10%(3本)|27%(8本)|63% (19本)
0-0:20%(2本)|30%(3本)|50%(5本)
0-15:0%(0本)|0%(0本)|100%(2本)
0-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
0-40:0%(0本)|100%(3本)|0%(0本)
15-0:0%(0本)|50%(1本)|50%(1本)
15-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
15-30:0%(0本)|0%(0本)|100%(2本)
15-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
30-15:33%(1本)|0%(0本)|67%(2本)
30-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
40-15:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-30:0%(0本)|0%(0本)|100%(3本)
40-40:0%(0本)|0%(1本)|100%(2本)

こちらはバックサイドポジションの選手なのもあってか、そもそものバンデッハの本数も多いですし、コースも圧倒的にクロスに打つことが半分以上です。
カウントを重ねても本数としては多いので、バックサイドはおそらく対角に打つのが安定行動なのでしょう。

こちらもセンターへのバンデッハは少なく、むしろフォアが多めになっているのが、計測本数を増やしたときに変わってくるかしっかり追っていきたいですね。

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