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【パデル】どうやってポイントを取る?(その1)

パデルは壁に囲まれたコートで行う、テニスとスカッシュを足した様なスポーツ。
強い球を打っても壁に跳ね返ってくるので、ネットプレー時にサイドや上を抜かれたりしてもテニスよりも簡単に返すことができます。

▼パデルのプレー動画はこちら。

動画を見てもらえれば分かる通り、スマッシュを打っても決まらないしむしろカウンターされてしまうことさえあります。

なので、どうやってポイントを取るかは非常に頭を使います。

今回からは、トップ選手たちがどうやってポイントを取っているのかをカウントして行こうと思います。

今回の対象選手と検証動画

Juan Lebrón選手:

Alejandro Galán選手:

今回の検証動画

World Padel Tour Estrella Damm Menorca Open 2020 Semifinales
Juan Lebrón / Alejandro Galán vs Agustín Tapia / Fernando Belasteguín

このnoteでは、こちらの試合より1set目の得点を計測していきます。

検証結果

主にポイントはウィナーショットが56%アンフォーストエラーが26%、残り18%が触れたけれど厳しいショット、といった塩梅でした。

ウィナーショットの時の球種は以下の通り。

・サリダデパレッド
・ボレー
・スマッシュ
・スマッシュ(ポルトレス)
・スマッシュ(ポルクワトロ)
・カウンター

相手のミスを誘ったショットは以下の通り。

・ボレー
・ロブ
・リターン(通常のストローク)
・ストローク
・バンデッハ
・サーブ
・ドロップショット
・カウンター

第1セット27得点中、最も決め球になったショットはスマッシュ(計8本:3割)でした。
全てウィナーショットとなっていますが、スマッシュが強いペアなので納得の結果です。

続いて多かったのが、ボレーとロブ(それぞれ計4本:いずれも15%)でした。
ボレーに関してはいくつかウィナーショットもあり、少し浮いた球を強く叩く超攻撃的なショットと相手ポジションの穴にボレーを打ち込むショットはウィナーとなりました。
ロブはいずれも相手のミスを誘うことができたショットで、サリダデパレッドやバンデッハをネットさせたりアウトさせたりとしています。

その他はどのショットも1回ずつ程度で、狙えるなら狙うショットといったところでしょうか。
たまにはバンデッハを強打してみる、ドロップショットを試してみる、サリダを鋭角に狙ってみる……などなど。

とりあえず今回はここまで。
引き続きこのペアの得点方法を追っていきます。

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