見出し画像

備忘録(2022-12-23 カプリコーン杯 事前考察)

雑感

第一感は幸運先行エル>逃げ以外の本体加速=ザパール>後ろ>逃げ。
去年の段階で逃げはスマートファルコンが固有を終盤に出してようやく仕事ができる水準。そこから追い比べや先行以下の加速が増えた状況では、去年と同等の同等の仕事ができるかは疑問。
短距離において幸運先行の利益は大きいこと、本体加速と本体複合の間に大きな差はないこと(本体加速のほうがいくらか上ではある)などを鑑みると幸運先行エルが最も強く見える。ただし、とれるかどうかは別の話。
次いで本体加速を出せるウマ娘。短距離は加速の比重が極めて大きく、本体かどうかで火力差はかなり変わる。最もいい位置で加速固有を出したウマ娘が勝つレースが多くを占めると予想。シーキングザパールに関しては固有を無視した脚質単位で評価した際には追込が最も安定加速の択が多い(直線一気+轟)ため、短距離追込を無理なく両立できて固有、覚醒に優れるシーキングザパールは価値が高い。スイープトウショウは短距離追込を両立できるが固有の位置が悪く効果量が損なわれやすい。

キャラクター

アストンマーチャン

逃げ先行の新鋭。終盤丁度に出る複合固有と優れた覚醒を持ち、特に改造もいらない。ただし固有には追い越され条件(雑にまとめると相対速度および目標速度に劣り、その状況が15秒持続すれば抜かれる状態)という問題があり、覚醒も育成難度を下げはしても[幽霊さんとハロウィンの魔法]ミホノブルボンと[爆速!最速!花あらし!]サクラバクシンオーを採用すればよいため、完成系では固有の出にくいスマートファルコンやエルコンドルパサーとなりやすい。特に先行でこの点は致命的で、出すなら逃げだが逃げ自体があまり強そうに思えないのが正直なところ。先行で使う場合、エルコンドルパサーと併用できる点がメリット。

スマートファルコン

去年は環境の上位にいたウマ娘。単逃げの仕様変更により終盤固有発動率が去年と同等かは確認が必要だが、そもそも出たとして勝てるのかという問題もある。

エルコンドルパサー

去年に引き続き問題児。中京1200において1位で加速できる数少ないウマ娘ながら絶望の短距離F逃げE。地球人では先行であろうと辛いが、前脚質かつ仕上げることで勝率を上げられるウマ娘は多くないため、採用せざるを得ないか。

ニシノフラワー

本体加速だが3-4位条件のため神様にお祈りする必要がある。1-2位をとったがために負けるのが嫌なら逃げ2と併用するか、出すのを諦めるかのどちらか。逃げを出さずにエルコンドルパサーと併用した場合、チャンミ81戦のどこかでニシノフラワーが幸運先行になりエルコンドルパサーが2位に届かず泣くことになる。
幸運先行を嫌って差しで出す択もあるが、変化球でありおすすめできるかと言うと怪しいところ。上がりすぎても戦える差しとして使うわけだが、中盤固有もないニシノフラワーで安定してそこに上がれるわけもなく。

カレンチャン

固有の安定しないニシノフラワー。但し、下り坂の都合でそれなりに順位変動は起きるため、去年よりも刺さりやすい。しかし、この手のキャラのは使われて泣くレースは少なくないのに使って笑うレースは少ないのが定番ではある。

スーパークリーク(新衣装)

短距離G。目標レースに春天あり。固有は1位で出ない。ニシノフラワーの固有を2位で出すためにそこまでハードルを上げて割に合うのかどうか。

タイキシャトル(新衣装)

この手の荒れるレースだといい位置とって継承加速と鍔迫り合いを出せばそれなりに戦えるはずだが、それならエルコンドルパサーを仕上げればいい話ではないかという気もする。

キングヘイロー(新衣装)

本体加速持ちでさすがに強そう。妥協して差しで使うなら昇り龍と差し直線も優秀。問題は前半6位以下条件だが、短距離のCMにおいて多くの人は先行以外のキャラプールに乏しいはずで杞憂に終わる可能性も。継承は後ろを使う上でマスト。

シーキングザパール

短距離追込で固有がそれなりに有効で覚醒が強い。後ろの理想はキングヘイローだが、シーキングザパールも近い位置にはいそう。他は育成難度や固有、覚醒に問題があり評価は一段は落ちる。

コパノリッキー

番外編。仕上げれば常に史上最強と噂されるも複合接続の強さはマイル辺りから本体加速に負け始めるため、順位条件を問わないにしても結局は固有の接続する40%のレースしか勝負できない可能性もある。中盤速度として機能しても十分な勝ち筋となることが望ましいが、果たして逃げ先行でそれは可能なのかどうか。魔改造は間違いなく強いし、適性が多少欠けたとしても戦えるという確信がなければ手を出したくはない。

編成

逃げ先行後ろか先行後ろ2が本線。
逃げを出すことで幸運先行争いを潰せるが、その逃げは多くのレースでそれ以外の役割をこなせそうにない点は問題。逃げで勝てると判断するかどうか、対面に先行エルが来ないと読んで幸運先行をとらせてもエルで2位をとれば問題ないと判断するかどうかが主な分岐点か。

因子

去年は必須だった登山家は今回さほど必須でもなさそう。多少分の悪い差し切り体勢や真っ向勝負といったところか。レーン移動と加速を備える仕掛け準備、取得の難しい短直短コなどを優先したほうがよいように思える。青は根性が理想で、育成においては根性をどれだけ盛れるかと直線コーナーなどの手堅いスキルを抑えられるかが大事そうではある。

まとめ

ウマ娘は蓋を開けなければわからないゲームなため、第一感はあくまで当面の方針を決めるものでしかない。とりあえず逃げが覇権を握らないかぎりは腐らないだろう先行エルか、どう足掻いても腐らないだろう後ろの因子を回しながら環境を確認していくのがよい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?