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モンスターとどう付き合えばいいのか

最近、知り合いの方から聞いた話なんですが、モンスターペアレントっているじゃないですか。

よく学校で現れる、自分の子供を過剰に守るあのモンスターペアレントです。

そのモンスターペアレントなんですが、よく「うちの子がそんなことをするはずない!」という言い方をして、学校で起こったトラブルに対して猛抗議するみたいなんですね。

ぼくの子供は2人ともまだ幼児でして、保育園でのトラブルも皆無なので、ぼくはまだモンスターペアレントというのに出会ったことはありません。ですが、そんな話を聞くと、もう今の段階で小学校のトラブルに巻き込まれるのはゴメンだ、、、と言いたくなっちゃいました(苦笑)

だって、そうじゃないですか?

「うちの子がそんなことをするはずない!」という言葉は、一見すると我が子を守るための親の発言のように見えます。

ですが、よくよく考えてみるとそこにあるのって実は「“自分の子”もっと言えば“自分が育てた子”がそんなことするはずない!」という心だったりするんですよね。

ということは、「そんなトラブルを起こす子供なんか、自分の子供じゃない。」もしくは「私が育てた子なんだから、学校側は問題をもみ消せよ。」という感情も、その言葉の中には含まれてるんですよね。

こんな親子関係のまま、モンスターっぷりの勢いだけで問題を解決してしまうとどうなりそうですか?ぼくは、子供がどんどんふてくされていくと思うんですよね。

なぜなら、子供の視点だと「ちょっとくらい問題を起こしても親が揉み消してくれる」と思うからです。ですが、親は子供のことを自分の装飾品にちかい目で見ています。なので、子供は親から成長面を評価してもらえず嫌気がさして、さらに悪事を働いていきます。

まさに、子供のことを自分の飾りと見る親と、そんな毒親にふりまわされてダークサイドに落ちる子供の典型的な例ですよね。

これからそういった親とも接することになるのか、、、と思うと、メッチャ気が滅入ってしまいました(苦笑)みなさん、どう対処されてるんですかね、、??

とはいえ、一方で「うちの子がそんなことをするはずない!」と思ってるしまう気持ちもわからなくはありません。なぜなら、親の視点でずっと教育をしてきたわけですからね。自分がヤンチャな子供時代を送ってない限り、まず自分の子供も同じ道を歩むと思い込んでしまいます。

ですが、やっぱり子供は子供で知らないところでたくさん学んでいるんです。なので、いくらまだ小さい小学生だからといって、親が全てを把握できてると思うのは、少々厚かましさも浮き出てしまってます。

なので、親の監督の目はしっかりと入れるけど、何か起きたらそれはそれでしっかりと責任をとる覚悟を持つということが、重要なんですよね。

これも当たり前の話だと思うんですが、そんな当たり前が通用しない時代になったんだなぁ、、、と、思わざるを得ない話でした。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。