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爪から教わったこと

「え〜、嘘だろ〜」と、言いたくなるものを教えてもらいました。

先日、とある知人と話していたんですが、そこで『男も爪を磨いたほうがいい』ということを言われました。

特に人と出会ったり、話や商談をすることが多いビジネスマンは、間違いなく爪を磨いたほうがいいと、真剣な目で言われてしまったんですね。

というのも答えはシンプルで、人と話しているときについつい目に入ってしまうものが“爪”なんだそうです。だから、好印象を与えるために爪はしっかり磨いておいたほうがいいそうなんですね。

いや、たしかに『見栄えのいい腕時計をつけよう』ならわかるんです。おもちゃみたいな腕時計をつけてたら、誰だって「おいおい、この人そんな趣味なんか」と、なにやらガッカリな雰囲気が漂ったりするじゃないですか。

でも、今回の話は“爪”ですよ。「爪なんか人は見るんか?少なくともオレは見たことねぇぞ、、」ぼくは、知人と話しながら心で失礼ながら、そんなことを思っていました。

ですが、あまりに真剣な目かつ本気の声質だったので、Amazonで1000円くらいの爪やすりを買って、実際に磨いてみたんですね。

すると、、、ですよ。

試しに爪を磨いた翌日、とある女性の方と商談があったのですが、そこで「爪がおキレイですね。」と言われたんです。

「え〜!嘘だろ!」心の中で、思わずそう叫んでしまいましたw

だって、試しに爪を磨いた翌日ですよ。しかも、爪を磨いて初めての商談です。そこでしょっぱなから「爪がおキレイですね」ですよ。

人って思いのほか爪を見てるという事実を突きつけられた瞬間でした。

もちろん、爪がおキレイですねと言ってくれた理由も聞きましたよ。そこは、「男なのに爪を磨いてるんですね。プププ〜」という意味じゃなくて、「隅々まで身だしなみに気を配られてるんですね」という意味合いだと言ってくださいました。(本当かどうかはわからないけどw)

磨いてないのはそれはそれで構わないけど、磨いていたら『細かいところまで気づかえる人』という印象になるそうです。男なのに女ったらしいじゃなくて。

でも、今回の爪の話で改めて思い知らされたんですけど、やっぱり自分の思い込みほど危ないものはないんですよね。

なぜなら、先入観があったら今回のぼくみたいに、“爪は実は見られている”という事実に気がつかないからです。先入観をもったまま、ずっと信じてなかったら、今回のような経験はできなかったわけです。

「〇〇はXXXXだろ」という先入観って、意外と自分の中にたくさんあります。

まずは自分の中の常識を疑ってみる。もしくは、人から教えられて「え〜、嘘くさいなぁ」というものを試しに信じてみる。

こうすることで、自分の中の先入観を壊すことができますし、さらには自分の常識の正しさを識別することもできますよ!

というのを、爪からおしえてもらいましたw

田辺輝

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。