やり抜く力
人や組織が成長するには『やり抜く力』が欠かせません。
なぜなら、課題にしろ納品にしろ、作った目標や期日を守ることで、底力がついたり信頼を獲得できるからです。
そのために、多くの人は目標を達成するためのスキルを求めたり、うまくいっている人や企業のやり方を取り入れたいと考えたりします。
もちろん、ぼくもそのうちの1人です。
ですが、確かにそういったスキルやノウハウを使ってみる姿勢も賞賛すべきことなんですが、それよりも「絶対やってやる」といったやり切る決心ができる方が重要だと思っています。
安西先生の言う「断固たる決意が必要なんだ!!」ってやつですね。
(え、安西先生ですか?やだなぁ、スラムダンクに出てくる湘北高校バスケ部の監督じゃないっすかw)
で、ぼくの意見なんですが、そのマインド(心構え)を養うためには、GRITを高めることがもっともやりやすい近道なんじゃないかと思っています。
GRITというのは、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の頭文字を取ったもので、ペンシルベニア大学の心理学教授である、アンジェラ・ダックワース教授が提唱したものなんですね。
本人が書いた著書『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』という本が日本でも翻訳されてますんで、知ってる人も多いんじゃないかと思います。
だってそうじゃないですか。
GRITの真逆つまり「臆病で、やる気がなくて、後回しにしたり逃げ腰になってる人や組織」だと、どれだけ優秀な人や組織のノウハウを学んでも結果を残すことはできませんよね。
なのでぼくは、どんなスキルを学ぶよりも、まずはGRITの土台を作ることが大事だと思っています。
ですが、そのGRIT。身につけようと思っても結構な個人差が出ちゃうんですよね。
例えば、本の中でも紹介されているGRITの高め方の一部には、「自分にはできると自己暗示をかける」とか「将来の理想像を細かく自分に言い聞かせる」などといった、少々自己啓発チックなことも書かれています。
なので正直いって、ぼく自身もとっつきにくい部分があったんですね。(あくまで一部分だけで、いいこともいっぱい書いてます♪)
でも、本を読むよりもわかりやすく、このGRIT力をあげる方法があると、最近気付いたんですね!
もしかしたらこれは、男性限定になるかもしれませんが、一昔前の不良やヤンキーをモデルにするんです。もっと具体的に言えば、CROWSのような漫画や映画のイケイケキャラを参考にするってことです。
映画だったら小栗旬さんが演じた滝谷源治や山田孝之さんが演じた芹沢多摩雄などを観察するって感じですね。
彼らを見てると、本当にGRITの塊のように感じてきます。
もちろん、この先ずっとあんな感じのキャラにならないといけないのか?というと、そんなことはありません。そんなの絶対面倒ですw
ですが、瞬間的にはGRITの高いヤンキースタイルも重要なんじゃないかとは思うんですね。
たまにでいいんで、成長のために振り切ってみるのはいかがでしょう??
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。