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残念な抑止力
昨日、、、そう、東京から広島に帰るときの話です。
2018年6月に東海新幹線で起きた殺傷事件を覚えてらっしゃるでしょうか?東京発新大阪駅行きの新幹線の中で、とつじょ男がナタであばれだして1人の男性を殺害。2人が軽傷を負った事件です。
事件発生時は神奈川県の小田原駅に緊急停車して、乗客の救出および犯人の確保、怪我人の緊急搬送を行いました。
で、ぼくは昨日、同じルートを走る同じのぞみの新幹線に乗ってたんですが、東京から大阪(というか西日本)まで直通で走る新幹線というのは、新横浜から名古屋まで全く止まらないんですね。
そう、完全に密室なんですよ。
なので、そんな中で二度と事件が起こらないよう、その一件依頼、全車両に警備員を配置するようになったそうなんです。
ということで、ぼくが乗っていた新幹線にも警備員が定期的に巡回していたんですが、、、
その警備員が、なんかヨボヨボなんですよね。
最初に気づいたのは、警備員がぼくの座ってる席を通過したときです。ぼくの背後から歩いてきた警備員さんは、そのままぼくの横を通り過ぎるわけです。なので、その瞬間はまだ「なぁんか、白髪だらけのほっそい人じゃなぁ、、、」とだけ思っていました。
ですが、しばらく時間が経ったときです。
警備員は巡回をしています。なので、とうぜん復路としてぼくの方に向かって歩いてくる瞬間に立ち会えるわけです。
で、ついにその瞬間がやってきて、ことの真意を確かめようとまなこをカッピラいて待っていると、、、
や っ ぱ り ヨ ボ ヨ ボ な ん で す よ ね
なぁんか白髪まじりのほっそいおっちゃんじゃのぉと思っていたその人は、前から見ると完全におじいちゃんだったんです。
いや、ぼくもニュースを見ているんで知ってるんですよ。JR東海が二度と事件を起こさないように、抑止力として全車両に警備員を配置しているってことは。そして、そうすることで確実に事件を未然に防ぐことができると、自信満々で対処しているということも。
でも、こりゃ違うっしょ。
いくら警備員が必要でも、そしていくら人員が足りないとしても、過去に事件の起きた密室の現場の守護人がおじいちゃんじゃマズイっしょ!!!
いや、確かに、そのおじいちゃんが緊急時には服がはち切れるほど筋肉ムキムキになって守ってくれるパターンもあるかもしれません。脱いだらすごい人なのかもしれません。
ですが、やっぱり大事なのは乗客及びお客がどう思うなんですよね。
実際の商品がどれだけよくても、やはり事前情報や第一印象がよろしくなかったら、どうしても商品もよろしくないもののように映ってしまいます。『良さそうで買って良かったで判断する』という言葉もある通り、やっぱり発信する言葉や情報は慎重に行っていきたいですね。
田邉輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。