【四国・剣山 話題】-8
そもそも四国には読めない地理地名や音に返すと不思議な所が数々ある。
剣山の麓の祖国(イヤ)地域の近くには、
栗(クリ)の枝(エダ)を渡る(ワタル)と書く
『栗枝渡』という地名がある。
『栗枝渡』と書いて「クリシド」と読むのだそうだ。
ここの地にある神社が栗枝渡八幡神社である。
地元では「クルスド」とも発音するらしい。
「クリシド」「クルスド」とは、ずばり『キリスト』とわかる。
栗枝渡=クリシド=クルスド→キリスト。
聖書には「初めに言葉ありき」ともいわれるように、
最初に音ありきだとすれば、
キリスト神社の音を当て字で栗枝渡としたのだとわかる。
ここの神社の紋章は、菊花十六紋章である。
しかも、鳥居がない。
鳥居がないということは、相当に古い神社である証しでもあると、
高根先生はおっしゃておりました。
かつての古代ユダヤの神殿は、
鳥居に相当する入り口の結界門は二本の柱のみであった。
それが鳥居の原型で、その後に今の形の鳥居に進化したとのこと。
この栗枝渡八幡神社の入り口には、二本の高い杉の木があった。
謎が多い栗枝渡であり、特殊な地域でもある。
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