C・ロナウドの間合い

12/18サッカーのクラブ世界一を決める「クラブW杯 鹿島×レアル」がありましたが、皆さんご覧になったでしょうか?

その中でもハットトリックを決めたC・ロナウド選手の体について書いて見たいと思います。

C・ロナウド選手の持ち味は、なんと言っても「体の強さ」またそれがあるからこそ出来る、瞬発力の速さと強さだと思います。

まずは体の方では、いつも背骨を含めて「軸」を完全に意識したトレーニングが出来ていると考えられます。それゆえプレー中にほとんど軸がぶれていません。それを見る限り体幹の筋力が、かなり強いと考えられます。そしてそれに合った下半身(下肢)があり、強く速いシュートや重いボールが蹴れるのです。

しかし「長所は短所」と言うように、早めにプレッシャーが来るとメッシ選手のように「しなやかさ」がないので、そこのところが弱点と考えられます。

でもこの弱点を補っているところは、C・ロナウド選手の凄いところです。彼はこの弱点をポジションと瞬発力で補っております。ここでのポジションは、間合いの事を言っています。彼にポジションを与えてしまうと、体の強さがあり、さらに瞬発力の速さ(状況判断)があるために、なかなか止められる選手はいないと思います。

ここからは、私が勝手にどうしたら良いかを書かせて頂きます。先程も少し弱点を書きましたが、キーワードは、しなやかさです。「柔よく剛を制す」C・ロナウド選手がしなやかさを身につけたら、とんでもない選手になるでしょう。昨日の試合を見ていても、日本人特有の"柔"の前では、迫力のあるプレー"剛"は、後半の鹿島の選手の疲れが出始めてからです。マークをしている為、自分のポジションが取れず、仕事がさせて貰えていませんでした。
ただマークをしている選手は、当然疲労が早く出るので、出来るかどうかは、わかりませんが、20分ぐらいで、マークをピッチ上の選手間で交代するなど、集中力が続くようにしていれば、彼の動きは間合いにが取れず、止められていたのではないかと思います。
例えで言うならば、泣いている子供が親の足にまとわりつく感じと似ていると思います。

C・ロナウド選手は、怪我や年齢によって筋力が弱くなってくると、歯車の一つが狂いはじめ、もろさが出てくると思います。今後の事を考えれば、パワーではなく、細かい動き方(しなやかな動き)が重要になるのではと思います。

それにしても、イケメン。男から見てもカッコいい。もしサッカーがダメでも、何にも心配なさそうですね。

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