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Withコロナによって地方回帰は進む→?

これまでの密集によって生産性を高めるモデルから分散して仕事を進めるモデルが広がりつつあります。

実際、新生活様式を運用していこうとすると
集まることが基本的に許されないことから事務所を持たない経営スタイルも進んでいくことでしょう。

そうなってくると、事務所=家に変わっていくことになります。

これまでの駅近で会社に通いやすい場所に家を持つことを求めていた流れは変わっていく可能性はありえます。

withコロナの世の中で三密が許されない流れがこのあとも変わらずに大きな変化を余儀なくされる都心部の人たちの一方で、これまで課題となっていた地方創生や限界集落に取ってはプラスになることもあるのではないでしょうか?

地方回帰について調べている中で「地方回帰の決定要因とその促進策〜青森県弘前市の事例から」はとても面白い内容になっていました。

以下URLよりレポート参照可能

ビジネス本の図解効果.001

これまでは、地方から都市に人口の流出が止まらない状況でした。

地方からは若者が抜けて、高齢者が残る流れが止まることなく、働く場所や交通インフラが老朽化していく。
そして、若者は都市に出て都市の中でまた新しい文化を生み出し、都市部だけが磨き上げられていく。

そんな循環の中では、誰しも楽しい娯楽がたくさんある都市に出ていきたいと考えるのが当たり前でしょう。

ただ、都市から戻ってくる若者も当然います。

報告書によれば、地方回帰のプル要因(引きつける要因)となっているのは豊かな自然と親の面倒があげられています。

そこにおけるスイッチコストで大きいのが仕事です。
地元に帰ってもロクな仕事もないし戻ることがそもそもできないと感じている地方出身の方も多いことでしょう。

ただ、リモートワークが当たり前になり、仕事を変えることなく、土地勘があり住宅コストが低い場所で生活することができるようになれば、メリットとも大きいと感じる人も多いのではないですか?
(東京ではなかなか得ることができなかった仕事部屋を用意することも可能になります。)

そうなってくれば、地方に若い人が戻って経済が周り始め、これまでの遊休資産化してしまっていた土地やモノにまた血が通い始めることも可能になります。

Withコロナはもしかすると、地方回帰を進めて、地方創生に取ってはプラスに働くキッカケになり得ます。

コロナによってこれから私たちの生活は、大打撃を受けることになるでしょう。ボーナスカットなどインカムとして得られるモノが減る可能性もありえるでしょう。

ただ、もしもWithコロナをキッカケに地方回帰が進み、都市と地域の格差を縮めることができるようになれば、より良い日本を作ることが可能になるかもしれません。

是非、皆さんと一緒に私も自分ごととして考えていきたいと思います。

ツミアゲ書店としても、地方拠点などを作り色々な情報を交換できる繋がりの場として都市と地方の格差をなくせるコミニティとして育てていきたいと考えておりますので、是非本が好き、図解が好きな方に、地方の本との接点などについてディスカッションできれば嬉しいです。


今日もここまで読んでいただいてありがとうございました。



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