見出し画像

オーディオ沼にハマって今までに買ってきたイヤホンとヘッドホン

わたしは音楽を聴くことが好きだ。詳しくはないが。
音楽好きが講じてオーディオ機器にお金をかけていた時期があった。(自作ケーブルを作ったりしてた)これまでさまざまなイヤホン・ヘッドホンに出会ってきたのでその歴史の一端を振り返る。自省の念も込めて。

2012年に社会人になり、手に入れた初任給で初めて高い買いものをした。
高級イヤホンと炊飯器の2つ。実家ぐらしなので家族へのプレゼントとして炊飯器を、以前から興味のあったものとして高級イヤホンの購入に踏み切った。

社会人になって買った高級イヤホンから最近買ったイヤホンまで、簡単な感想とともに書き連ねていく。順番は定かではないので大体の購入時期順に紹介。


1.SENNHEISER - IE80


初めて買った3万円以上のイヤホン。当時は35,000円ほど。
当時は低音の主張が激しいイヤホンが好きで、beatsのイヤホンと比べて悩みに悩みまくった挙げ句このイヤホンにした。今聞くと少しもっさりした音に感じてしまうが、長時間聴いていても全然疲れないし、元気な音を鳴らしてくれるのが特徴。アニソン、ロック、メタル、EDM等を狭く浅く聴いているが、いずれのジャンルにも合う万能イヤホン。
まあ万能はいいすぎかも。


2.Westone - Westone 4R

初のバランスド・アーマチュア方式のイヤホン。当時の価格は3~4万くらい。クリアな音が印象的で、IE80とは違い跳ねるように元気な快活なサウンドだった。過去形な理由は一つ。売ったからではない。

紛失した。

ポケットに入れていたはずの4Rが失くなったとわかったとき心臓の鼓動が早くなっていくのを感じた。冷や汗も出たかもしれない。購入してから半年も経っていなかったし、何より高いイヤホンを失くしてしまい気が動転した。商業施設周辺で失くしたのは覚えていたので問い合わせたが見つからず。これがオーディオ沼の始まりだった。


3.ULTIMATE EARS - UE 900

イヤホンをなくしてしまい、心に空いた穴を塞ぐために似たように音色のイヤホンを購入した。それがUE900。当時は35,000円くらい。
4Rが快活ならUE900はご機嫌って感じ。まあ似てるってことです。ギターサウンドがかなり気持ちよく聴けるイヤホンだった。中高音がかなり活きるイヤホン。これはしばらくして友達に売った。


4.SENNHEISER - HD700

初の高級ヘッドホン。ゼンハイザーの音に魅了されていたのでヘッドホンも欲しくなり購入。当時は70,000円くらいだった。
IE80同様幅広いジャンルを聴ける。ロックやポップス向き。
HD800も視野に入れていたが、音場がやけにひろいというか、クラシックなどのアコースティックな楽器を鳴らすのに特化していたのでやめた。
2年位所持していたが、わたしの杜撰な金銭感覚により泣く泣く手放した。
どうかしていた。ちなみに同社のアンプHDVA600とケーブルCH700Sも売り払った。


5.SENNHEISER - IE800

またゼンハイザー。ここまでくると本当にオーディオ買いすぎたなと反省しているが、まだまだ登場する。全域でバランスのとれたサウンドで、これも気持ちよく聴ける。語彙力なさすぎて申し訳ない。当時60,000円ほど。
これも金がなくて売った。


6.FitEar - MH335DW

初のカスタムインイヤーモニター(以下IEM)。
当時アイマスアイカツに傾倒していたので、(昔ほどじゃないけど今も好き)ライブやイベントにもよく行ったりしていた。演者が身につけているイヤホンが気になってしまうのはオタクの性。価格がめちゃくちゃ高いのでどこのIEMを買うか悩みに悩んだが、声優やアーティストが多く使っているという実績、試聴して一番気に入ったサウンドのイヤホンに決めた結果がこれ。ちなみに170,000円くらい。桁が一つ多い。改めて振り返ってみるとよく買ったな〜と思う。壊れない限り新しいのは買わないと思うけど壊れる気配がない。

サウンドは低音寄りだが、バランスド・アーマチュアのドライバーが片側5ユニット搭載していて解像度が半端じゃない。音域がフラットなモデルはもっと解像度が高いが、やはり低音が好きなこともあったのでこのモデルにした。それにしても高いわ。(それだけの価値はあるが)

音の張り出しというか、ひとつひとつの音が粒立っていて一点の曇りがなく、イヤホンの最高峰といった感じ。(もっと高いイヤホンは出回ってるけど)このイヤホンを手放すことはないと思う。とてもいい買い物をした。極論を言えばIEMさえ買えば一生いい音ですごせるので、沼にはまらなければ安い買い物だと思う。


7.1964EARS - V6

現在は1964earsではなく、64AudioとしてIEMを作り続けているアメリカの会社。1964earsの商品ページも存在していなかった。

2台目のIEM。
いい買い物をしたんじゃなかったのか?と当時の自分に喝を入れたいが、どうしても欲しくなってしまった。日本の代理店を通しても買えるが、なんとしても安く手に入れたかったため、ブラックフライデーの時期を狙って海外の公式サイトで直接発注した。
正直怖かった。1万円くらいなら諦められるが、セールでも7万円くらいしたイヤホンだ。でもちゃんと届いたし、商品に不備はないし、無事安堵した。
筐体の色をカスタムできたので、当時ハマっていたアイドルの色にした。オタクのやりがちなことだ。
クリアなサウンドで4RやUE900に近いものがあるが、耳にフィットしているだけあって全域でバランスがいい。低音や高音が減衰しているような感覚がなく、聴いていて非常に気持ちがいい。ちなみに購入した直後に生産終了になった。


わたしが購入してきたヘッドホン・イヤホンは以上になる。
いま考えると、すごい金の使い方をしている。これはわたしが金を持っているからではなく、実家暮らしで貯金も禄にしていない穀潰しだからだ。親にとても感謝している。

現在は高級イヤホンなどを買うのをやめた。なにせ金がかかる趣味だし、上限がないし、すでにある程度満足してしまっているからだ。とはいえ買ってみたいイヤホンがあるにはあるので、すでに持っているイヤホンの音色を聴いて購買意欲を抑えている。もうわたしの人生には高級イヤホンはいらないのだと自分に言い聞かせている。まあ実際いらないけど。


反省して貯金します。



サポートしていただいたあかつきには、 モチベーションが爆上がりしてよりよい記事をかけるように奮闘いたします。