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【メンタリストがFF-Xをやってみた】 EP2 対局と大局の物事の捉え方

こんにちは 行動心理学を研究している がらし(GRS) です

今回も私が「FF-X」をやってみての学びをアウトプットしていきます

今回のテーマは「大局観を持つ」ということで、影響力を高めていきたい人や長期的な視点で物事を見れるようになっていくにはどうしたらいいのかというところを身につけていきたい人にお役に立てる内容かなと思います。


第2回にして、だいぶストーリーが進んでしまいました笑

もう飛空艇を手に入れるところまで来ているので、第2回のプレイで15時間以上プレイしてますね笑 暇人ですね笑

怠惰な習慣にはしたくないので、少しでもこうしてアウトプットすることで、ゲームしている時間を正当化していこうかなと目論んでます笑


ということで、15時間以上もプレイしていれば、色々と行動心理学や成長心理学的な視点で書きたいネタもたくさんストックは溜まっているのですが、いかんせんまだこの「書く」ということ自体が習慣になっていないので、思い出しながら書いていくよりも、自分の中でもっともホットな話題というか熱量のあることをまずはアウトプットしていくべきだろうと思い、少し変化球ですが「大局観」的なテーマにしました。

ですが、「大局で物事を見れるようになる」というスキルは「決断力」というスキルに紐づいてくる部分なので、人生を向上させていく力という意味では変わらずに大事な力であるということはお伝えしたいかなと思います。


今回のシーン=エボンVSアルベド

ということで取り上げたシーンはこちら

ff x リュックとワッカ4

ワッカとリュックの対立シーンですね。


おさらいすると(リアルタイムでプレイした人たちには20年前の記憶ですからね笑)

ワッカは「エボンの教え」の(強烈な)信者で、1000年前の世界の崩壊からの学びとして、科学的なものを排除し、自然崇拝を信仰している人たちの鏡のような存在です。

リュックは「アルベド族」でエボンの教えに(結果的に)反して、科学的なものもガンガン取り扱っており、独自の価値観でこの時代での役割を見出している集団です。こちらの部族の方がエボンの民に比べかなり少数派です。


ある意味、「東洋思想と西洋思想」の対立のようにも捉えられるなぁと思いながらこのシーンを見ていました。


ワッカ(エボンの教え)は「東洋思想」よりの価値観を強く採用している感じがします。

目に見えないものを信仰している。抽象的な世界。協調や調和を重んじている。


アルベド族は「西洋思想」よりな感じで

成果や結果にこだわる。目的のための最適な方法手段を見出す。具体的。

といったような価値観ですね。


ワッカの「エボンの教えに従っていれば、いつかは救われる」

という考え方はキリスト教チックというか、「私たちは生まれながらにして罪を背負っている」みたいな考え方だなぁと思いましたが。

ややこしくなるので、これはいいとして笑


とにもかくにも、エボンの教えに忠実なワッカからすると、その思想に反して好き放題やっている(ように見える)アルベド族のことは敵対視している。忌むべき存在という強い認識があるんですね。

「シンを倒したい」という想いは共通してるのにね。

この辺はまた別の回で「チームワーク」や「コミュニケーション」をテーマに掘り下げていきたいと思いますが🆗


ワッカは非常に人間的で好きなキャラクターなのですが、「リーダーシップ」や「影響力」という視点からすると勿体ないんですよね。

まず、リーダーになる人が押さえておかなくてはいけないのは

「ジャッジすると影響力は失われる」

ということです。


ジャッジするというのは、「あなたはこう」という風に「決めつける」

ということです。

なぜ、ジャッジすると影響力は失われるのかというと、

「あなたはこう」と決めつけることは、「あなたと私は違う」

というメッセージになるからです。


人がつながりを感じたりする根底には「あなたと私は同じである」とか「共通しているところがある」という風に感じれることが大事ですが、ジャッジする行為はそこからもっとも離れた行為になってしまうということです。

ですから、「自分のものさしで相手を測る、判断する」ということは人間関係の中でポジティブに働くことはありません。

いくら自分の価値観や信念に合わない存在がいたとしても、自分の枠に当てはめないことです。相手を理解する中で、自分と共通する点や譲歩できる点が出てくることは多分にしてありえることなので。


ということで前置き長くなりましたが、ここからが本題!!

↓↓

大局観とは?〜部分と全体〜

大局的な物の見方をしていくとはどういうことなのか

それは「全体像」を捉えた上で、決断していくということです。

自分自身の行いや価値観は「全体の中の一部分」にしかすぎません。

それを理解していないと、自分の一部分=すべてという風に捉えてしまって、部分的(小局)な物の見方しかできなくなってしまいます。


例えば、ティーダも自分がザナルカンドにどうしたら帰れるのか?ということしか考えていないうちは、視野が狭いのです。

自分がユウナと旅をしているのは、どういう意味を持っているのか?

自分は「シン」を倒したいのか?スピラの未来をどうしたいのか?自分はどう生きたいのか?

という視点を持つようになっていくことが、視野が広くなっていっていってるプロセスなのです。(ほんと映画や漫画や物語って学べますよね)


人間力(影響力)を決めるもの

影響力や人間力という観点でも、いかに大局的な物の見方をできているか?というのがダイレクトに関わってきます。


自分しか見えていない人

自分と相手の視点で捉える人

自分と相手と第三者の視点で捉えられる人

自分と相手と第三者含め、取り巻く環境すべてを見ている人


人間力というのは、何によって決まるのか?

それは、「どれだけの人を自分ごととして捉えているか?」

に比例します。

自分が行う行動によって、どれだけの人が影響を受けるのか。

それを想像できる範囲の広さが、人間力(影響力)に比例します。


そう考えると、FF-Xのメンバーだとどうでしょう。

FF-X メンバーの大局観と要点

FF-X メンバー

ワッカは明らかに「自分(エボン)の視点」のみで判断していることが多いですよね。(今の僕のストーリーの時点では)

ティーダもこの中では、比較的に小局で動いていたと思いますが、ストーリーの進行に従って、スピラとシンとそれを取り巻く環境のことに理解を深めていき、自分たちの役割を徐々に大局的に捉えていけるようになっていってる感じがしますね。

リュックはワッカ(エボンの教え)と対立するアルベド族ではありますが、アルベド族は決してエボンの教えを排除しようとしたり、敵対視しているわけではありません。

ただ、自分たちの持っている信念(ポリシー)とは違う。

ということをわかった上で行動しています。

その点はワッカのような一神教(自分の教えが絶対!)的な人たちに比べると、広い視点で物事を見れていることがわかりますよね。

アーロンさんはちょっとすでに答えを知っている人っぽいので割愛するとして、フラットに見るとこのパーティーの中でもっとも大局的な視点を持っているのはユウナです。

ユウナは常に自分の行いが、スピラというこの世界全体にとってどういう影響を及ぼすのか?ということを念頭に自分の意思決定を行なっています。

その大局観がすぎるが故に、シーモアと結婚すると最初に聞いた時は、ティーダ以上に僕は残念な気持ちになっていたと思います笑

ですが、そのくらいユウナは常にスピラのすべての人々のことを思って決断しているということがよくわかるシーンでしたね🆗


大局的な物の見方を身につけていく上で、もっとも重要なのは

「結局自分はどうしたいのか?」という問いを持つことです。


広い視点で物事を見れるようになりました。

自分の行動は何も変わっていません。


だと、意味がないわけです。

あくまで広い視野で物事を見れるようになるスキルは、

自分自身の人生に変革を起こすためであり、そのための「決断」を支える力であるということを認識しておくことが大事です。


ビジネスで視野を広げる=未来の関係者

自分自身の影響力を高めて、ビジネスや人生のレベルを高めていくには、先ほども言ったように「自分事として捉える人数を増やしていくこと」です。

今の自分が変わらないまま、10年後や100年後の未来予測のスキルが上がっても、人生のレベルは変わっていきません。

未来を切り開くカギは

Q=「理想の未来を生きているとき、将来成功しているとき、関わっている人たちはどんな人たちがいるだろうか?」

Q=「理想の未来を生きているとき、どんな人たちがあなたにとって自分ごとになっているだろうか?」

ということを考えてみることです。


視野が広いということは、自分ごとの人数が増えていることです。

ワッカもアルベド族の基地が破壊されたストーリーや、アルベド族が召喚士をさらっていた本当の理由を知ることで、少なからずアルベド族のことも自分の旅の延長に視野に入れなくてはいけない存在など認識したと思います。

FF X ワッカ アルベド


まとめ=木を見て、森を見て、それをどうしたいのか?

人生は広い視野を持っている方が有利になる。ブレない生き方ができるようになる。

そのためには、ただ森を見れるようになるのではなく、自分自身のどんな意志があるのか?ということを意識して生きることが極意である。

大局観を身につけるとは、視野を広げることではなく、より大きく強い意志を持つこと。強い意志だけが視野を広げることを可能にする。

ということでした!

人生が行き詰まっているときは、100%視野が狭くなっているときなので、もしそういうタイミングでこの記事と出会った方がいたらヒントになれば嬉しいです!

今の自分ではなく、理想の未来の自分から考える。

という思考の習慣をぜひ一緒に身につけていきましょう(^_^)v


あとがき

FF-Xめちゃくちゃ面白いです!

もう20年も前の作品なのに、ネタバレとか必死に見ないようにして、無知なまま頑張ってプレイしてます笑

「シン」って、人々がないがしろにしてきたものを気づかせてくれる存在なのかなと思いながらストーリーを見ていますが、それって今の自分たちが生きる「コロナ」と通ずる部分があるんじゃないかなと勝手に想像しながら見ています。

コロナの後の世界がどうなるのか?今後どうなってしまうのか?

というように、未来に思考を馳せる人が増えたことは悪いことではないと思いますが、僕らの人生は未来を予測するプロになるために歩んでいるものではないと思います。

今回の記事のテーマでもあったように、「最終的に自分はどんな人として人生を歩んでいきたいのか?」ということがすべてだと思います。

僕自身もまだまだ至らぬ点が多すぎて、日々悩み葛藤がありますが(FF-Xに熱中していることは人生に意味はないだろうなとか思いながら笑)、それでもこうして自分が世の中に出せるものを出していくことで、何者かにはなろうとした生き方を志て生きているんだということを自分に反芻していってます。

気づけばめちゃくちゃ長文になってしまいましたが、ここまでお読みいただけた方いらっしゃったら感謝します。

飽きずにアウトプットしていこうかなと思うので、他の記事も追加されていたら目を通してもらえたら幸いです!

楽しかった、面白かった、役に立った、学べた

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コメントいただけたら、アウトプット続けていく活力になります!

それではありがとうございました!


今日もプレイします笑

五十嵐将雄(がらし)

さらなる価値を発信していけるように、 自分自身の知識に投資すること、見聞を広めること、 に還元させていただければと思います(^^) それによって、サポートをしてくれた方にも 「徳」を循環させたれたらと思います✨