3月27日
朝8時ごろ化粧をして、昼過ぎに人と会うからまたファンデーションやチークをちょい足しして口紅を直した。
玄関を出ようとふと鏡に映る自分がとても厚化粧だと言う事に気づいてしまった。もう落としてやり直す暇はない。そのままぬりかべのような自分で出かけた。品よくお化粧をするのはとても難しい。手数をかけないから薄化粧に見える、と言う訳ではない。むしろ薄化粧は、手間と努力の完成品なのだ。
皺やシミ、たるみのできた、すなわち凹凸が複雑な私の顔にファンデーションという、顔色を単色に整えるものを塗ったからと言って綺麗に見えるわけではない。むしろ皴やたるみが誇張されてしまうのでは、とこの頃思う。でもだからと言って化粧をやめる勇気はない。
私と言う素材を個人的にアドバイスしてくれて、商売っ気のない人がいればいいのになあ。
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