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【オススメ本】すぐ実践したくなる“穴埋め”と“型”から学ぶ思考と言葉の磨き方

こんにちは、田中です✨

2022年も始まってからもう1ヶ月が経ちました。あっという間ですね!笑
寅年の「始める」という意味にちなんで私自身も新しいことを始めようと思い、noteにチャレンジしています♪

“いいモノやいいコトを、みんなに知って欲しい”
それが私のnoteを更新するテーマです!よろしくお願いします☺️
今日は記念すべき第1冊目の本をご紹介します!

「言葉にできる」は武器になる/著書:梅田悟司 発行:日経BP

(引用:日本経済新聞出版)

ジョージアで有名な『世界は誰かの仕事でできている』という言葉を生み出したコピーライターの梅田さんの著書。今日はこちらを読んだ感想をシェアします♪


はじめに〜もっとうまく話せたらな、と思う人へ〜

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本書を読んで一番驚きだったのが、電通のコピーライターとして活躍している梅田さんが、理系出身で読書経験もないところから始められていたことです。

数々の有名な言葉を生み出す人ならば、才能が元々あって次々言葉が思い浮かぶんだろうな…と感じていたのは、きっと私だけではないはず!

梅田さんが5年以上かけて編み出した“言葉にできる力”は、才能の有る無しに関係なく、誰もができるという再現性を持っています。

また本書は、下記のような方におすすめです♪

・伝えたいことがあるのに、言葉がうまく出てこない
・いきなり意見を求められた時に、反応するのに時間がかかる/何も話せない
・自分の言葉や意見にもっと深みや重みを持たせたい


<「言葉にできる」は武器になる>を通して言葉にできる力を身につけることは、発信力をあげるだけでなく自分自身のコミュニケーションを円滑にすることに繋がります♪


実りのある言葉は、思考の種から生まれる

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はじめに印象的だったのは、言葉には2つの種類があるということ。

物事が起こった時に感じる、自分の中の言葉「内なる言葉」
自分の感情や意見を相手に伝えるときに使う「外に向かう言葉」

余談ですが、私自身が梅田さんのいう「内なる言葉」の存在に気づいたのは、幼少期見ていたアニメ「名探偵コナン」の影響でした⚽️コナンくんが口を開かずに話している!ということに衝撃を受け、真似してみたのが始まりです(笑)漫画でいう心の声という方がわかりやすいかもしれませんね♪

「外に向かう言葉」はそのままで、普段私たちがコミュニケーションやSNSを発信するときに使う言葉のことです。一日として使わない日はないですよね✨

そして梅田さんが本書でいう“言葉にできる力”とは、内なる言葉で思考を深め、外に向かう言葉に変換する力ということです。この力を体得できれば、どんな人でも伝えたいことをスムーズに伝えられるということです💪

自宅の近くのカフェでここまで読んでいた私は

「・・・(めっちゃ面白いやん!)」とまさに内なる言葉を発していました。

早速本書の内容に沿って実践です♪


内なる言葉の磨き方〜認識し、育てること〜

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まずは内なる言葉を認識することからスタートです!
感覚としてはだまし絵を見破った時の感覚のようなものです。

見破る=認識できるようになると、次に同じ絵を見ても必ず認識できますよね👍

自分の「内なる言葉」も同じです。一度認識できるようになれば、かえって認識しないようにすることが難しくなります。というか無理だと思います🤣笑

というわけで普段の生活から、私はどんなことを感じ「内なる言葉」を発しているのかと考えるようになりました🌱

ある時は(空が綺麗だな)や(このご飯美味しいな)とそのまま口に出す感情もあれば、(え〜っ…今のはナイ!)や(なんか違うけど、うまく言えないからこのままでいっか)と空気を読んで言葉に出さないことも😵

最初はこのように、頭に浮かんできた「内なる言葉」を掴む(認識する)感覚を覚えていきます。その後、単語や箇条書きで浮かんできた言葉に、なぜそう思ったのかという理由を考えられるようになると、「内なる言葉」で出た言葉が一文に、文章になっていくという方法で育てていくのです♪


新たな自分との出会い!思考力をあげる7つのプロセス

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↑梅田さんの思考プロセスを真似した写真♪


内なる言葉を掴み取れるようになった後は、思考を深めていきます!
梅田さんが本書の中で丁寧に説明してくださっている7つのプロセス🏃‍♂️

私はテーマの中にあった『恋人とどういう関係を築きたいか?』を選びいざ実践!

やってみた感想は“自分ってこんなに意見があるんだ”という新たな発見でした✨
しかも記述式ではなく、例文もたくさん出て穴埋め式に近い要領でプロセスが説明されているので、サクサク進めやすいのがとっても嬉しい!

7つのプロセスを通して「深掘り」と「視点を変える」考え方を繰り返していきます。梅田さんが表現する“思考の幅と奥行き”を伸ばしていくという感覚が、やればやるほど楽しくなってきます♪

自分の“思考の幅と奥行き”ができたあとは、「外に向かう言葉」に変換していくだけ💡

「使える型は全て中学までに習っている」「型を破るにも型はいる」と本書の中で梅田さんは仰っています。世に親しまれている名言の数々は、基本の型や型を破ったところから生まれているものばかりで驚きました!特にコピーライターをされている方は、本書の後半部分は必見ポイントです🎯

まとめ〜言葉にできる力を体得する〜 

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本書の魅力は盛りだくさんであったため、今回は主に前半部分の「内なる言葉」と「思考サイクル」について紹介させていただきました✨

“言葉にできる力”は、才能の有る無しに関係なく誰もが体得できる!
この考え方自体が、勇気が出る言葉ですよね💪

ただ梅田さんが仰るように、“言葉にできる力”は劇的にすぐに身に付くものではありません。しかしながら、自分を知り、自分の思考と向き合うことを肥料に、思考の種を育てていくことが一番の近道です💡

より伝えたい言葉が相手に伝わるように、伝えたいという自分の気持ちを深掘りする考え方を私も実践し、今後のブログで表現していきます!

ぜひ気になる方は本書を読み、7つのプロセスも実践してみてくださいね♪


お読みいただきありがとうございました☺️





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