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#2【自分に言い聞かせる】価値観の否定

人間のが生き物として生存するには衣服の重要度は決して高くない。
食事や住まいにも同じことが言えるはずだ。

紫外線から身を守り、体温を維持する服。水と少しの炭水化物。温度管理された天候に左右されない部屋。

これさえあれば生きることには問題ない。
ただ、生活するとなれば自分の欲求を満たす事が生活。
精神的な栄養を与えなければ人間、気持ちよくは生きられない。

自分を社会の中で表現するためのメディア。美味しい食事にデザート。座り心地のいい椅子に落ち着く音楽。

誰だって生活基盤の重要度にばらつきがあるのは当たり前。
なのに自分が生活するうえで、低い優先順位の基盤の一つが相手の中で高いと屈服させようと必死になる。なんで?

誰が衣食住のうち、何を中心にして生活を回そうが誰にも害は与えない。
一番の害は害もない人を屈服させようとすること。
人を蔑むことで自分が一番幸せだと満足したがる。自分が恵まれていない人間に感じるのが嫌だから。

服は着心地と見た目と主観の表現。
食事は味と見た目と歯ごたえ。
家は室温と見た目と動線。
ざっくり言えばそんなもん。たったそれだけ。

全く無害な誰かを蹴落とすためにアピールするのもくそダサい。

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