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身体と心の繋がり~皮膚編~
皆様こんにちは!
癒しをひもとくセラピスト makinoです。
今日は身体についてのお話しです。
もともと心理学を学んでいてセラピストになったため、心の話をしがちなのですが、身体の事もお伝え出来たらなと思います^^
私は3年前の2019年にアメリカのコロラド州に身体への理解を深めるため、
アナトミートレイン人体解剖実習に参加してきました。
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そこでは5日間みっちりご検体に向き合い、皮膚から筋肉、内臓や脳まで
チームを組み、すべて自分の手で解剖を行っていきます。
通常の人体解剖はホルマリンに漬けられていることが多いので細胞組織が水分を含んでいるのですが、
今回は冷凍保存のみなので、触った感じの質感や筋肉などの組織もよりリアルに観察、触れることができます。
ご検体として私達の学びに協力してくださった方の個人情報は一切明かされないのですが
チームで仮の名前をつけさせて頂きます。
私はキャサリン(仮名)高齢の女性を学びのパートナーとしてお願いしました。
*ひいばあちゃんにお顔が似ていた。
理科室のようなお部屋に通されて各テーブルにビニールにぐるぐる巻きにされたご検体が置いてあり、それを外す作業から入っていきます。
最初はドキドキでしたが、きちんとラボに入る前にグラウディングして冷静で落ち着いた感覚に調整して向かうので本来の身体への興味にもフォーカスできました。
前置きが長くなりましたが、
それぞれメスと鉗子を手に取り、皮膚を全身から剥がしていきます。
これだけの作業に1人のご検体に5人掛りで1.5日かかりました。
皮膚はご存知の通り、身体全体を包み、外的なものから身体を守る役割を持っています。
ナイフのような鋭利な物以外では決して破れる事がない、強靭な臓器。
そして、あまりピンとこないかもしれませんが
身体の中で「最大の臓器」
がこの皮膚なのです。
厚みのある場所、まぶたのうすーーーーーい場所。どれも一枚に繋がっています。
皮膚だけはがしてクルッとまとめて持つと
約10kg。
私の得意な擬音化をすると、
どろっ。でろん。どすっ。ずーん。ぷりぷり。
重っ!
って感じです。
みなさん、気になると思うのですが、解剖すると血がぴしゃーー!ってならないのかなと思われます。
なりません。
お亡くなりになられているので、血圧(血の流れ)が止まっているため、血管が切れない限りは血は出ません。
血管が切れた時もじわ〜っと滲み出てくる感じです。
皮膚の下には綺麗な薄黄色の脂肪さん達が現れます。
皮膚一つとってもその偉大さと、寛大さ、存在感の大きさに圧倒されました。
私達の肌は常に身体と外の世界をはっきりと区別してくれています。そこに触れさせて頂く責任と感謝を感じたのでした。身体って本当にすごい♡
まだまだこれじゃ話し足りないのですが、1000文字越えたので一度終わります(^^)
ただの体験談と捉えることもできますが、
この強靭で寛大な皮膚があなたの身体にも備わっていること少しでも感じていただけたら嬉しく思います♡
今日もご覧頂きありがとうございました!
また来週お会いしましょう(^^)
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