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YouTube広告初心者マニュアル。広告の特徴から最適な予算、動画作成のポイントまでを分かりやすく徹底解説


YouTubeとは

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YouTubeはアメリカの最大級動画共有サイトです。
オンライン動画配信サイトの先駆けとして知られており、全世界に19億人のユーザーがいます。現在、91カ国80の言語に対応しているグローバルプラットフォームです。

利用者の年齢層も幅広く、様々な広告

その利用者は昨年の『おうち時間』の広まりにも伴い、年々急拡大を続けている、注目のメディアとなっています。


YouTube広告のメリット・特徴

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YouTube広告とは名前の通り、YouTube内に掲載できる動画を媒体とした広告のことです。ユーザーは動画を視聴するためにYouTubeを利用するので広告を視聴する機会はとても多くなります。

ユーザーの属性や興味、関心ごとに合わせて広告が表示されるため、効果的にユーザーへアプローチできるのが魅力です。
興味関心の予測に基づいてユーザーの元に届いた広告はSKIPされにくいという点もメリットとして挙げられます。

また広告はSKIPできるまでに、数秒のSKIPできない時間が設定されている場合がほとんどです。ユーザーは動画を視聴しにYouTubeへきているので、広告がまったく目に留まらないようにすることは不可能です。

YouTubeの広告料金はオークション方式をとっており、課金対象は広告タイプにより異なります。広告の出稿や管理は、Google広告より行います。

YouTube広告のメリット

★圧倒的に多いYouTubeのユーザー数
前述のとおり、現在の国内のユーザー数は6,500万人以上まで増え、今後さらにYouTube人口は増えることが予想されます。幅広い世代の多数のユーザーにリーチを行うことが可能です。

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★費用対効果が高い
YouTube広告は、ユーザーが広告をスキップすれば費用が発生しません。興味を持ってもらえたユーザーに対してのみ、お金を払って動画広告を届けることが可能です。

★セグメント機能を設定できる
YouTube 広告では地域、オンラインでの興味・関心や行動傾向などに基づいたターゲティングを行うことができます。適切なセグメントと広告メニューを組み合わせた広告配信を行うことで、狙いたいユーザーの購買行動を喚起することができます。


YouTube広告の種類

Youtubeでの動画広告は表示される場所・表示時間などによって種類が分けられていてそれぞれ特徴があります。動画広告を取り入れる際には訴求したいターゲット・狙いたい効果によって使い分けることが重要です。

ではYoutube広告の代表的な5種類の広告メニューをご紹介いたします。


①TrueViewインストリーム広告

YouTubeの動画を閲覧する際に表示される広告です。
YouTubeだけでなく、Google ディスプレイ ネットワークに含まれるウェブサイトやアプリにも配信できます。
動画が5秒間経過されることでスキップが可能な広告と、15秒以下の動画でスキップ不可の広告の2種類があります。

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②TrueViewディスカバリー広告
YouTubeのトップページや検索結果、関連動画の部分に表示される広告です。自動で動画が配信される広告ではなく、ユーザーが広告をクリックすることで初めて動画が再生されます。

主に以下の3箇所で表示されます。
・YouTube検索結果
・YouTubeの関連動画の横
・モバイル版YouTubeのトップページ

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③バンパー広告
閲覧動画の途中や前後で再生される動画広告です。ユーザーがスキップできないのが特徴です。スキップできないかわりに6秒以内の短い動画で、比較的ユーザーにストレスを与えづらい点が特徴です。

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④アウトストリーム広告
YouTube以外のサイトやアプリなどの、Google動画パートナーサイトに配信することができるスキップ不可の広告です。
アウトストリーム広告を活用することで、YouTubeユーザー以外にも動画広告の配信が可能になります。

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⑤マストヘッド広告
YouTubeの画面上で最も目立つ、サイト内の最上部(PCでは左上、スマホでは最上部)に表示される動画広告です。
マストヘッド広告は最大30秒間音声無しで広告が自動再生されます。動画またはサムネイルをクリックするとその広告のYouTube再生ページに移動します。
大幅なリーチの拡大または認知度の向上を実現しやすい手法になります。

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課金方式

課金形態一覧
課金形態の表は以下の通りです。

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1、CPM(Cost Per Mille):広告表示1,000回ごとに課金される方式
2、CPD(Cost Per Day):広告出稿からの日数単位で課金される方式
3、CPV(Cost Per View):広告表示回数1回ごとに課金される方式
4、CPC(Cost Per Click):広告をクリックした回数ごとに課金される方式


いくらから始められるか(最適な予算)

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予算は月2,30万円からが相場といわれています。

もともとの広告料金が安いうえに、オーディション課金式のため、広告予算としてはかなり手ごろな金額から始めることができる点が魅力です。

その分しっかり成果を出せるよう、ターゲット層や、再生される回数の目標などを明確に設定することが重要になります。

YouTubeでの広告には動画の作成が必要な場合がほとんどであり、効果を得られる質の高いものを作るためには、専門の会社に依頼することも視野に入れるべきでしょう。

また、先にも述べたようにYouTube広告の料金設定はオーディション形式のものとなっており、

YouTubeの動画広告にかかる料金は、およそ3〜20円です

再生時間や回数、広告の種類によってそもそも課金されるかどうかが決まるので変動はあるものの、必ずしも高額な料金がかかるとは言えないでしょう。
つまり興味を持ったユーザーの元に広告が届いた場合に課金がなされやすい、課金がなされなかった場合でもユーザーの視界に必ず入ることで認知をされやすい、非常に費用対効果の高い広告であるといえるのです。


動画作成のポイント

YouTubeにおける動画広告の作成ポイントとしてはまず

開始5秒にどれだけのインパクトを詰め込むことができるか

が挙げられます。
先に解説した通り、YouTubeの広告は5秒程度の尺のもの、5秒後にSKIPが可能になるものなど、どれも初めの5秒間の印象が重要であるといえます。
ユーザーにSKIPされてしまわないような情報やインパクトを盛り込み、もしSKIPされてしまったとしてもその5秒が印象に残ることで認知されやすい動画を作りましょう。

制作の難易度は高めですが、その分強い印象を残すことができた際にコンバージョンにつながる確率は高いです。

伝えたいメッセージや商品の特徴、物語仕立ての構成で続きが気になってしまうような広告など(ストーリーを作りこみすぎてしまうと、商品に興味のないユーザーにSKIPされず、広告としての効果が弱まってしまう可能性もあります)インパクトのある内容を5秒間に詰め込みましょう。


成果の出るYouTube広告の設定

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どの広告でもいえることですが、広告運用では
・インプット、分析
・案出し方法を学ぶ
・実際の動画の設定

上記の流れが必要となってきます。

まず初めに競合商品や他社の売り出し方や広告内容をチェックすることはマストです。YouTube上で表示される広告にどんなパターンの動画が存在するのか、構成の中のどの部分でユーザーの心を動かす工夫を加えているのかなど、余裕があれば競合分析ツールを利用するなど、しっかり情報を集めたうえで分析を行いましょう。

ターゲットとされている視聴者がどんな層なのか、その訴求内容を把握し、作成する広告の内容に生かしましょう。
もちろん全く同じような内容で作成してしまうことには問題がありますが、構成や流れをテンプレート化し利用することは効果的です。
そのテンプレを踏まえることで、自らの案も出しやすくなってくるでしょう。
動画内で使用するクリエイティブ数やそれぞれの秒数など、とにかく流れを自分の感覚でつかむことが重要です。

インプット、分析を行い、案が出せるようになってきた次のステップがいよいよ実際の動画作成です。

・誰に、どんな方法で伝えるか
・それによってどんな効果を得たいのか
・KPIの設定(効果をどのように測定するか)
・方針の確認、共有
・配信開始

細かく段階を分けましたが、要はどれだけ具体的に設定を詰めることができるかが重要なところです。

動画広告は、ターゲットや目的によって大きく内容が異なってきます。
特にYouTubeの場合、ユーザーの途中離脱が課題となってくるため、より詳細な設定が必要になってきます。
開始5秒の印象を覆すことは難しく、その間に伝えたいイメージが適切に視聴者に伝わる動画を作成しましょう。

動画の作成ステップにおいては、自社で作成するか、外部に委託するかの選択も必要かと思います。
コスト面を考えるとやはり自社での作成を考えるべきかと思いますが、かかる工数や手間、動画やクリエイティブの作成に不慣れである場合などは委託が役に立つでしょう。


弊社でも、今までの経験や広告作成ノウハウを基に動画広告制作の外注を承っておりますが、そもそも動画広告の作成をされたことがない方や、ゴールの設定方法があいまいになってしまいそうな方、YouTube広告の流れの感覚をつかみたい方などには外注での制作が大変おすすめです。

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YouTube広告に強いセスグモなら広告設計から動画作成までワンストップ

お伝えしてきたように、YouTubeでの動画広告配信は料金的ハードルも低く始めやすいものですが、他広告の細かな分析、目標の設定作業、動画作成のノウハウ等、その分効果を出すために必要となってくる事項もたくさん存在します。

利用者も視聴時間も伸びているので、YouTube広告は是非やっていきましょう!うちの場合はこのような動画の作成のアドバイスから広告運用を配信するので、成果を出しやすく、短い時間で動画のABテストが可能となってるのが強みでございます!

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ターゲットに合わせた成果指標を出し、どの広告を使っていくのか?
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どうやってPDCAを回していくのか?

こちらすべてをアドバイスしながら配信していってます。
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