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自転に逆らった時に生じる歪みとレースのパンティ

自転のスピードに思いを馳せる。

凄く速いなってことを実感する。
(ざっくりとしたイメージ)

頭の回転が追いつかない。

時が経つのが早いと感じるのは

年齢のせいではなく

多分頭の回転が遅いのかなと、ふと。




猛烈な勢いで太陽をどかせては

猛烈な勢いで太陽をつかまえる自転

今日やることの半分さえできず

待ってくれよんとぐずぐずな脳みそ。

実際の時の流れと 

マイペースに生きようとする脳みそ。


脳みそが 

もう追いつけんばい! 

となった時にストライキ。

あるいはデモかもしれない。 


その内容は

物凄く時間をかけて 

フライパンに入れたトマトを

休日ごとぶっ潰して火を入れて

ミートソース作ったり


誰が聞くわけでもないのに 

納得いくテイクが録れるまで 

弾き語りに励んだり 


そんな、反抗。

急かされたら急かされるほど

意味をなさないことに没頭したくなる。




とってつけたような公転周期で 

人間を老け散らかそうとする地球

禿げ散らかさないように

太り散らかさないように

必死になって

僕らは青い星にしがみつく。

みっともなく、時に惨めったらしく

そんな凄まじい速度の惰性に

すがりながらも一方では

何かに没頭して、歪みを生じさせる。



全てを無力化させたい。 

時間の経過なんぞ

老化なんぞ

怖くないんだぞってね。


、、ってね。





ミヒャエルエンデの『モモ』を 

社会人1年目に読んだ。 

話は逸れるが

社会人という言葉が僕は嫌いだ。


この、時間どろぼうの話を読んだ結果 

僕は誰かが定めた時の流れに対して

少しばかり反抗的に

なってしまった気がする。 

結果、今地球に八つ当たりしている。 

それは、 

ミヒャエルエンデの望むところでは 

なかっただろうけど。

地球保護活動家の

グレタさんもびっくりだろう。



モモが大人になったら、 

どんな女性になるか考えてみた。 

きっと 

お母さんという役割を果たし 

家の中でぐちぐち言わずに 

当たり前のようにせっせ家事して 

やることをきちんとやった上で 

レースのパンティーや Tバックを

ポチっとする 

そんな女性であってほしい。 

そんな女性に決まってる。

そんな女性が好きです。

 



圧倒的な生活感に晒されようとも

それでも 

女の子でいるために 

時間どろぼうを退治する 

【モモ】でいるために 

祈るように 

縋るように 

ひとひらの 

ひらひらの 

ランジェリーを握りしめる。 

こんな素敵なこと

他にあるかい? (否、ない)




生活をしよう。

生活感は漏らしていい。

なんなら我慢せず

きばって出してもいい。

恥ずかしいことじゃない。



その上で

何かに没頭しようじゃないか。

没頭していれば誰もが反逆のカリスマだ。

夢中になれることが
(できれば犯罪以外で)

おっさんになっても

おばさんになっても

たった一つでもあるのなら

そこに

誰かの判断が入り込む余地はなく

満場一致であなたの生き様は

きっと地球に擦り込まれていく。

凄まじい回転と共に。

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