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スニーカー好きの僕が、スニーカーを集めるのをやめた話。

こんばんは。

今日もお疲れ様です。

今日は最近の中でも、

少し気温が暖かいような気がしました。

最近モルックという競技が、

実は気になっている、

たむらです。

今回のお話は、

スニーカー好きの僕が、

スニーカーを集めるのをやめた話です。

最後までお付き合い頂けると、嬉しい。


靴屋と言う仕事は、

そんなに派手な仕事ではない。

そして、靴が好きで販売員になる人も多い。

そんな人が靴屋で働くと、

かなりの高い確率でかかる病気がある。

靴を集めてしまう病だ。

なんだその病気は!と思うかもしれないが、

この病気はなかなか強力だ。

例えば、

自分が気に入った靴があるとしよう、

もし、その靴のカラーが3色ある場合、

ほとんどの人は好きな1色を選ぶだろう。

でも、靴を集めてしまう病になると、

そんなことでは済まない。

迷ったら、全色買ってしまうのだ。

特にスニーカーなら、

間違いなくそうしていた。

自分が働く店では、

社員割引があるので、

余計に気軽に購入してしまっていた。

そんな病気だった僕。

そんな20代の頃、

集めたスニーカーの数が、

100足以上になっていた。

当時付き合っていた彼女に、

家でも靴屋をやるの?

と言わせたぐらいの量だった。


転機が訪れたのは、

僕が30歳を過ぎてからだった。

20代の大半を岐阜県で過ごしていた僕に、

会社から人事異動が出た。

岐阜県のお隣の愛知県名古屋市への異動だった。

もちろん通うこともできたとは思うが、

片道1時間半くらいかけて通う気にはなれず、

もちろん引っ越しをすることになった。

引っ越しをする時に、

自分がいる物いらない物を見極めつつ、

捨てる捨てないを決め、梱包をしていった。

引っ越しの準備で一番大変だったのが、

100足以上あるスニーカーの梱包だった。

いつも仕事で仕入れている時は、

ダンボールから出すことをしていた。

この時は、その逆バージョン。

ダンボールにひたすらスニーカーを入れて、

梱包する作業をした。

靴の箱も取っておく派だったので、

かなり大変な作業だった。


何より驚いたのは引っ越し代だった。

見積もりをもらって、引っ越し屋さんに聞いたら、

一人暮らしの人にしては、箱数がかなり多いとのこと。

やはりスニーカーの量が多過ぎたようだった。

そこから、こんなに靴を持っている必要があるのか?

と考えるようになった。

実際、履いていないスニーカーでも経年劣化はするし、

毎日違う靴を履くことは好きだけど、

結果的に、集めても履くことに限界がある。

コレクションの価値も高いうちに売った方がいい。

いろんなことを考えて、集めることをやめた。

集めなくなっただけで、

今でもスニーカーは大好きだ。

ただ、自分に必要な分だけ持つようにしただけさ。


読んでくれてありがとう。






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