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④歯の矯正について(矯正を決意!編)


いきなりだが、私は今、インビザラインというマウスピース矯正をしている。始めて一年ちょいである。多分そろそろ終わる。


今回は、生徒の言葉がきっかけで歯の矯正に至ったことを書いてみる。
そして体験して初めてわかった事など記録も兼ねて何回かに分けて書いてみようと思う。
これから矯正を始めようとしている方の参考になれば幸いだ。

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9割終えて実際のところは…

もうすぐ矯正が終わる身としては、矯正をして良かったと思っている。ほんとに。
歯の裏側ってちゃんと揃うとこんな滑らかになるのね!という感動。
もう出っ歯とは言わせねぇぞ?という自信。
しかもコロナ禍でマスクで口元隠れるし、万々歳!
私の場合は痛みもほとんどなく、何の苦もなく矯正が終わろうとしている。


が、私の場合、いいことばかりではなかった。歯並びと引き換えにこれから多分一生、歯間ブラシは必需品になったし、口をゆすぐのが下手になった。だがそのデメリットを考えても私はやってよかったと思う。

それと、色々調べると必ずと言っていいほど出てくる「歯医者選び大事!」それを身に染みて痛感。多分、ちゃんとした矯正歯科でやればもっと早く終わったんじゃないかな、と思う。分からないけど。

★決して通っている歯医者がヤブだった、とかそういう訳ではないので悪しからず。

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私の元の歯並びはというと…


生活に支障をきたすほどの歯並びではなかった。下はちょっとガタっとしていたが、上はよく見たらちょっとだけ出っ歯ね、ぐらい。

歯列矯正9割おわった今では、芸能人ほど綺麗に揃っている訳ではないが、元からそういう歯並びだったかのような、自然な感じになっている。
(これは当初私の要望でもあったし、歯科医院の方針もそんな感じだった。この辺が歯医者選びで少し後悔した部分でもある。)


それをふまえた上で、まずは、なぜ歯列矯正をする決意をしたのか、について語ろうと思う。

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私が歯列矯正を決意するまで

学生の間は矯正の「き」の字も頭になかった。
中学生のころ、母に「あんた、意外と歯並び良くなかったのね、矯正すればよかったね、、」と言われたことは心に残っていたが、中高あたりは歯並びよりもニキビや人間関係に悩んでいた。

大学も、音大に進学したのでますます矯正とは無縁の生活を送っていた。
口の中の状態で楽器の吹き心地(感覚)が変わる。楽器吹きが矯正するとなると結構大ごとなのだ。
音大は半年に一回の実技試験がめちゃくちゃ重要。実技試験を棒に振ってまで矯正しようとか全く思わなかった。

先生をし始めてからである。
生徒に出っ歯と言われるようになった。
いじめ、とかではなく、友達に冗談を言うような感じで「先生って前から思ってたけど出っ歯だよね😂」みたいな感じで言ってきた。

子供というのは残酷である。
多分私の事を出っ歯、と言った生徒はそんなこと、もう覚えてないんだろうな。


それが始まってから、なんだかとても歯並びが気になるようになってきた。
1人や2人ではない。覚えてないが、年に一回くらいの頻度で誰かに言われていたような気がする。

なぜ私?もっとガタガタの人いるよね?そんな酷い?と思った。
子供はよく大人の事をみている。授業で口開けろーとか、私がお手本でやっていたから目についたんだろう。それか、昔から私は見下されがちなので、言っても大丈夫だと思ったのかな。

そして、そんな事を言う子は決まって私より歯並びの酷い子だった。。(ここだけの話)

私も最初は軽い冗談と受け流していた。
が、、極め付けのセリフを言われた。
忘れもしない三年前。

「先生って結構歯ガッタガタだね。やば〜😂」

その生徒はゲラゲラ笑っていた。
中学一年生だった。
多分何も考えずに言ったんだと思う。


私の心の中を表すと、その時の心情はこんな感じだった。

私の中で、なんだか「出っ歯」よりも「ガッタガタ」の方が衝撃度がおおきかった。
雷に打たれたような衝撃とはまさにこの事。
ちょっとずつヒビが入ってきてた陶器にトドメを刺したかんじ。
私の心は砕けた。
授業で平静を装うのがやっとなくらい動揺した。

例によって、私なんかよりも全然やばいと思うくらいの歯並びの生徒だった。言わなかったけど。

「うん、こんなに言われるなら矯正しよう」

私は矯正を決意した。
それほどの見た目でもないくせに見た目にこだわっちゃって、プッ
と自分でも思う。
でもこれからも言われるかも、と思うと嫌だったのだ。分かってくれる人いるかしら。。。

この頃、ちょっとお金もたまってきたし、アマチュアオケには入っているけど、楽器吹く頻度も減ったし、タイミングみて矯正してもいいかな、色々調べてみようと思うようになった。

長くなったが、私が歯列矯正を決意したのはこのような経緯である。。。

次回は歯医者を決めるまでの事を書こうかな。

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