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フィルムとの向き合い方の見直しと中判デジタルカメラという選択【GFX100S#003】
GFX100Sを手に入れるまでの経緯という記事に、書けてなかった購入理由がもう1つありこれも結構な動機なので、別の記事として書くことにしました。
※参考に以前の記事もリンクを貼っておきますが、続き物という感じでもないです。むしろカテゴリをGFXでなくFilmにすべきか悩みましたが、GFXの話につながるのでGFX100Sの3つ目の記事にしてます。
(今回挿入している写真は本文とあまり関係ありません)
フィルムカメラの今後について
実はGFXの購入を検討し始めたもう1つ大きな理由がありました。
それは、フィルムを今後も続けていくかどうか、です。
コロナ禍になり、写真を撮りに行けなくなったことで、買い溜めていたフィルムが消費できず冷蔵庫の一部の場所を占拠し続けていて正直困ってました。また、感染対策で家にいる時間も圧倒的に増えたことで、今までの自分の生活や行動全般を色々と振り返り、見直す時間が出来ました。
(以前noteに書いた断捨離もその1つ)
そんな環境の変化があったので、フィルムカメラを今後どうして行こうかも悩み始めました。
で、ちょうど2020年というとX100Vを買ってまして、X100Vを使って気付いことがあります。それは、フィルムシミュレーションのクラシックネガが、私のお気に入りフィルムの一つで生産終了してしまったXTRA400に似てたことで、もう35mmフィルムで撮るのやめようかな、と思えたほどです。
もちろん、フィルムカメラで撮る楽しみというのは、単に撮れる写真の雰囲気だけではなく、機械式カメラで撮るハードウェアの楽しさも大きいので、フィルムシミュレーションだけでは得られない楽しみがあるのはわかってます。ただ、ここ最近でXTR400、NATURA1600、そしてPro400hとお気に入りの富士フイルムのフィルム銘柄が続々と生産終了していく状況を鑑みると、フィルムを続けるのも限界があるなぁと思い始めました。
そもそも120フィルムで撮った時の1枚あたりのコストもすごいことになっていて、今のペースで撮り続けると金銭面でもなかなかキツいです。
フィルムはやめないが、撮る枚数は減らし中判デジタルへ移行しよう
これが私の出した結論です。
おそらく、買い置きしているフィルムがまだ10本くらいあるのでそれを使い切ったあとは、135フィルムで撮ることはほとんどなくなると思います。120フィルムは私の愛機ローライフレックスで撮りたいという気持ちはまだ残ってるので、これはたまに気が向いたら今後も続けて行こうかなと。ただ、120も値上げと生産終了のダブルパンチを受け、撮りたいというモチベーションも現時点ではかなり下がってます。(またムクムクとやる気も上がるかもしれませんが)
いっそ、本体やレンズなどのイニシャルコストは高いけど、ランニングコストがかからない中判デジタルへ移行するのも1つの解ではないかと。
で、前回の記事の流れにこの思考が重なり、GFXを導入したいという気持ちが強くなりました。
じゃあなんでGFXなの?フルサイズミラーレスは?と言われそうですが、そこは単純に私が富士フイルムのカメラの信者だからなだけです(笑)
一応、昔使ってたキヤノンも好きなメーカーなのでEOS R5とかも検討対象にしてましたし、フィルムカメラはニコン使ってるのでZマウントも検討対象ではありました。
コロナ禍は今までの振り返りをするには最適な時間である
総じて言えるのは、コロナ禍のおかげというとちょっと表現が不適切な気もしますが、今まで惰性でしてきた様々な自分のことを見直す良い機会にはなっているとつくづく感じています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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