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GFX100S導入後に揃えたGFレンズ3本【GFX100S #002】

お久しぶりです。4ヶ月空いたので本当にひさしぶりの更新になってしまいました。

GFX100Sを手に入れたのが今年の3月末で、4月は毎週末GFXで撮りに行ってました。ある程度写真が溜まってから感想を書きたいと思っていたんですが、やはりコロナ禍ということで再びGW前に緊急事態宣言が出てしまったりと、思うように撮りに行くことができず、それでも人混みを避けつつ少しずつ少しずつ撮り溜めていって、最低限記事を書いてもいいくらいは撮れたかなと思うので、久しぶりに更新を再開しようということになりました。

というわけで、GFX100S買ったよ!という記事の続きとして、GFX100Sシリーズ第2弾はGFレンズは何を買ったか、という話題です。

ボディの作例を含めた総括レビューみたいな内容(以前投稿したX-Pro2の記事みたいな内容)はもう少し後にさせてください。
というのも、感染対策のため撮影に出かけているのが、毎回午前中の人が比較的空いている時間を狙ってまして、昼過ぎには切り上げて撮影を終わらせている結果、夕景や夜景などの撮影が全くできておらず、撮った写真がほぼ午前中の写真だけになってまして・・・。
私は8/1現在、まだワクチンを打ててませんが、おそらく打ち終ってるであろう秋頃にはもう少し撮りに行こうかと思いますのでお楽しみに。(待ってる人おられるか不明ですが・・・笑)

前置き長くなりましたが、GFX100S購入後に私が揃えたGFレンズ3本を紹介します。購入した順に記載していきます。

1. GF80mm F1.7 R WR

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本体と同時に手に入れたのは、GFX史上最も明るいレンズのGF80mm F1.7です。このレンズは35mm換算で約63mmとなります。
これは前回の記事でも書いたかと思いますが、GFX購入理由として、このレンズの空気感というのを経験してみたかったのと、そもそも換算50mmが好きな画角なので、それに近い画角のこのレンズが1本目に最適だろうということで選びました。

なので、初めての撮影はこのレンズ1本だけで行きました(笑)
まぁ、換算50mm好きにはわかると思いますが、ほぼ8〜9割くらいの写真ってこの画角で撮れちゃいますよね。。。

本体に付けるとこんなサイズ感です。

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そして写りですが、ボケ味が本当にすごくて、これぞまさにラージフォーマットの魅力を全開で感じられるレンズだと思いました。前回の記事でも紹介しましたが、YouTubeのカメラ部TVさんの動画の中で、以下のような曲線でボケの度合いを説明されていました。

スクリーンショット 2021-08-01 22.20.46

要は、フィルムカメラが大好きな人にはお馴染み、PENTAX67の標準レンズの105mm F2.4とほぼ同じボケを得られると私は理解しましたので、まさに中判カメラを使う醍醐味を感じられるレンズかと思います。

とにかく、絞り開放で撮った時の立体感が半端ないです。まさに中判で撮ってます感が堪りません。GFXを買おうか悩まれてる人で、何を撮りたいのかを考えたときにフィルムカメラの中判で得られた空気感を撮りたい!というのであれば、このレンズとセットで買うのがベストかと思います。あとは換算85mmが好きな人であればGF110mm F2というのもありますので、それと比べるのも良いかと思います。私はポートレートはほぼ撮らないのとそもそもポートレートでも換算85mmが苦手で50mmを多用する方なので、GF110mmが神レンズと言われてますが80mmの方を選択しました。私の場合はこれで正解でしたね!

以下に作例を1枚だけ。(インスタグラムの私のアカウントにすでに沢山投稿してますので、良ければそちらを合わせてご覧ください)

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2. GF50mm F3.5 R LM WR

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GFX100S購入直後は、「本当にこのカメラが自分に合うのだろうか?果たして気にいるだろうか?」といったことが不安でした。万が一自分に合わなかったらカメラもレンズも手放すことになるリスクがあるので、取り敢えずレンズは80mmF1.7を1本だけ購入することにしていました。
で、GF80mm1本で撮影してきたところ、気にいるどころかGFX100Sの魅力にどっぷりハマってしまい信者化するレベルでしたので、私は2回目の撮影までにさらにレンズを増やそうと決意しまして、GFX購入前の当初考えていたのがGF30/GF50/GF80の3本構成(換算で左から24/40/63)の予定でしたので、2本目は50mm F3.5としました。

このレンズは35mm換算で40mmになります。初めての画角だったので少し不安はあったのですが、よく考えたらローライフレックス2.8Fの80mmF2.8は換算で約41mmなので、それに近いと思えばむしろ中判っぽく感じられて自分にはしっくりきました。

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パンケーキ型なので持ち運びはとにかく楽です。そのくせ画質は全く妥協はなく、比較対象がこの時点では80mmしかなかったのですが、それと比較しても全く違いがわからないレベルで高画質です。軽いので最強のスナップレンズといってもいいでしょう。
唯一不満を書くとレンズが短すぎてレンズ交換時に回しづらいのが難点。面倒ですが絞りリングをCポジションに固定してから外してます。(その方が着脱しやすい)

以下に作例を1枚だけ。(他はインスタグラムご参照)

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ただ、このレンズを使って気づいた点が1つ。
GFXはマウント径が非常にデカく、レンズ交換がちょっと時間かかるんですよね。
その結果、あまりレンズ交換をしたくないと思うようになり、3本目のレンズとして30mm F3.5に手を出すのを躊躇してしまいました。色々悩んだ結果、もしかするとGF32-64mmと80mmの2本体制くらいが限界なのでは?という結論に達しまして、3本目はGF32-64mmを買うことにしました。

3. GF32-64mm F4 R LM WR

3本目はズームレンズの32-64mmです。換算で約25-51mmです。
当初、広角域はGF30mmにしようと決めていたのですが、何回か撮りに行った結果、レンズ交換する回数を少しでも減らしたほうがいいなと思ったので、予定を変更してGF30mmはやめてズームレンズであるGF32-64mmに決めました。
ただ、すぐには買わず少し悩みました。悩んだ最大の理由が、このレンズはGFX100Sと同時購入していたら8万円のキャッシュバックがあったんですよね・・・。また、そもそもGFレンズを短期間に3本も揃えるのは金銭的にかなりきついので、これだけは中古で手に入れることにしました。で、たまたまマップカメラの夜市に出品されていたのでそれを購入。おかげさまでキャッシュバックキャンペーンよりも安い値段で買えました。

(蛇足)そもそも3本も一気に揃えるのキツくない?という意見もあると思いますが、カメラのレンズの場合は、いつか買う予定なのであれば、無理してでもなるべく早く買い揃えるべきです。なぜなら、そのレンズを買うまでの期間は(当然ですが)そのレンズでの写真が1枚も撮れないわけで、はっきりいって撮れなかった枚数分の機会損失になるんですね。最終的には買うのであれば機会損失をなるべく減らす行動が正しいというわけです。(決して言い訳じゃなく論理的思考です笑)

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ちなみにこのレンズ、ズームなのでやっぱりちょっとサイズと重さがきついなぁというのが正直な感想ですが、写りに関してはほとんど単焦点クラスで満足です。

主に広角側の換算25mmが必要でこのレンズにしたのですが、テレ側が換算50mmなので付けっぱなしで大体なんでも撮れてしまうレンズです。F4通しですが、ラージフォーマットなので、ボケ味はフルフレームのF4より大きいと思います。(別に比較してませんのでただの感想です)

不満点を1つ書くと、ズームリングが軽すぎて構えてる時に思いがけず画角が変わってしまったり、持ち歩いてるときに自重で伸びてきたりするのがかなり辛い欠点です。

以下に作例を1枚だけ。(インスタグラムには多数あげてます)

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4. 最後に

というわけで、5月以降の私の撮影スタイルはGF32-64とGF80の2本体制でスナップするのがほとんどです。近所を散歩するときだけGF50を1本で行くスタイルですね。

(その後、たまたまLightroomでGFXの1億画素すげーと思いながらじっくり見てると、GF32-64mmのテレ側の画角で撮った時に、写真右端がやや片ボケしてることに気づき凹みました・・・。といっても等倍鑑賞するわけでもないので神経質すぎるかもしれませんが、単にGF50やGF80が欠点が見つからないくらい良すぎたので気になったくらいなのと、仮にも高い中判レンズでも片ボケするのか・・・ということに気づいたことで精神的に気になったという程度です。普通に写真を楽しむ範囲では全く影響はないです。)

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

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