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営業・IS・マーケの経験が、採用業務に役に立っているって話。

このnote記事は、スタメンnoteリレーの13日目です!

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こんにちは、スタメン採用担当の久保田と申します。

12月31日の大晦日で28歳になります。「忙しいタイミングだよね」とよく言われますが、1年の振り返りにはちょうどよい誕生日です。そんな私は30歳を迎える前に、新たな分野で自信を持てるキャリアを築きたいと思い、さまざまな方にわがままを聞いていただき、今年の5月より、採用担当としてのキャリアをスタートさせました。

私のファーストキャリアは法人営業で、新卒2年目の冬から名古屋の営業責任者に就任しました。かなり努力はしたのですが、比較的早い段階で成果を出す感覚を掴むことができ、自信を持つことができました。その後、インサイドセールス部門マネージャーを経験し、その後マーケティング部へ異動しています。

特にマーケティング部門では、データ分析・企画などの領域で、「やばい、この領域向いていない」ということを感じていました。経験して分かったことなので、やってよかったと感じているのですが、この領域では突き抜けることが出来ないという、もやもやを感じていたのです。

30歳になる前に、営業を担当していた時の感覚のように、自信を持てるキャリアをもう1つ作りたいと思い、採用担当へチャレンジしています。

どの職種でも、きちんと取り組めば100点を達成することは可能ですが、
200点を目指すためには、自分の得意分野で戦う必要があると考えています。

現在の業務は、新卒採用(総合職)、中途採用(ビジネス・コーポレート・デザイナー)及びインターン採用です。採用を担当して感じるのは、「採用って、営業・IS・マーケティングのすべての知識が必要な、総合格闘技じゃん!」ということです。

採用担当者としては、一般的に面接を行い候補者を評価する役割を想像されるかもしれませんが、実はそれ以上に多くの業務があります。

まず、応募者を増やすためには認知度の拡大を行う「マーケティング業務」。さらに、採用業務を効率よく進めるために、採用管理システム(ATS)の活用や面接のアサイン調整を行う「オペレーション業務」が必要になります。また、カジュアル面談や面接を自ら行う「コミュニケーション業務」もあります。更に、アトラクトを高めるために、資料やサイト、動画など様々なコンテンツを作成する「クリエイティブ業務」もあります。

これまでの経験を活かせるだろうとは思っていましたが、採用担当としての日々は、想像以上に多岐にわたる業務が盛りだくさんであることに驚いています。

年末という振り返りのタイミングにあたり、私自身の経験を整理する意味でも、事業部門でのキャリアが現在の採用業務にどのように役立っているかを言語化してみました。

最後までお付き合いいただけますと幸いです・・・✍

【1】営業→採用で活かせていること

私が以前行っていた法人向け新規営業では、主に「エンゲージメント向上」を目的とした商材を、人事や経営者向けに提案していました。この商材はmust haveではなく、nice to haveの領域に位置づけられます。単に商品を説明するのではなく、顧客が気づいていない課題へのアプローチや、長期的な視点での提案が求められ、いわば「コンサルティング営業」の要素が強かったのです。プレゼンとは、顧客の心を動かし、行動変容を促すものだと学んでいます。

これらの経験は、現在のカジュアル面談で活きています。特に弊社はベンチャー企業で認知は低いため、説明だけでは不十分です。

「この会社はじめて聞いたけど、良さそうだ!」と感じてもらうために、候補者の転職ニーズを正確に理解し、自社の魅力を適切に訴求することが重要です。これはまさに、コンサルティング営業で培った思考プロセスと重なります。

営業時代の写真。この頃は対面商談が当たり前でしたね。なつかしい。

【2】インサイドセールス→採用で活かせていること

採用業務には多種多様なオペレーションが必要です。求人、スカウト、人材紹介などの採用チャネルの管理はもちろん、社内協力者、候補者、エージェントといった多様な関係者とのやり取りが求められます。このような複雑なプロセスをスムーズに運営する中で、インサイドセールスでの経験が役立っています。

私はインサイドセールス部門のマネージャーとして、私はSDRとBDRのマネジメントを担当し、SFAとMAの機能を持つSalesforceの全体設計に携わりました。マーケティングから営業に至る一連のプロセスを数字を見て、戦略を提言したり、早期にアラートを検知したりしていました。

また、インサイドセールスではマーケティング部門が獲得したお問い合わを商談化し、営業へのトスアップを行います。この過程では、お客様のニーズに応じた訴求や、受注率を高めるための戦略的なアサインが求められます。

これらの経験は採用業務においても多くの共通点があります。採用担当者はエントリーから面接への進行率など、各段階での歩留まりを注意深くチェックし、適切なアクションを取る必要があります。また、どの面接官を候補者にアサインするかは、その候補者の魅力を最大限に引き出すことにつながります。これらの感覚は、インサイドセールス時代に培ったものだと感じています。

オペレーション構築のため、まずはフローを書き出していました。
CV後のプロセスや商談フェーズの設計など、多くのメモが残されています。
※上記は3年前の情報です。

【3】マーケティング→採用で活かせていること

私は営業出身で、SEOやWeb広告がわからない状態からマーケティング部門に異動しました。初心者ながら、マーケティング担当として事業貢献をしていくために、「ストーリー設計」に取り組みました。顧客が商品の購入に至るまでに、どのように意向を醸成していくのか、どんな訴求が最適かということ考え、ホワイトペーパーや導入事例インタビューなど、様々なコンテンツを作っていました。

採用活動でも、自社にマッチする人材に興味を持ってもらうためにコンテンツを届けていくことが求められます。訴求ストーリーの設計から、採用資料・動画・記事などのコンテンツまで、いろんな手段があります。
採用活動を行う上での武器を自分自身で作れるようになったのは、マーケティング部門にいたからこそだと感じています。

「人と組織」の価値観に共感する学生に向けて作成したコピーです📝

「採用」で、4本目のキャリアをつくる

5月に採用部門に異動してから、やらなければならないことや、新たに形にしたいことが盛り沢山で、激動の毎日を送っています。願わくば、精神と時の部屋に引きこもりたい・・・と思う日々です。

ただ、伸びしろが明確に見えるため、これらの課題に取り組むことが、会社の採用力強化と自分自身の成長につながると感じ、非常に充実しています。

採用、面白いですね。さらに深めていきたいと思います。


採用担当になってから6ヶ月で思うことをつらつらとかいてみました。最後までご覧いただきありがとうございます。

スタメンの採用担当に興味がある方はぜひご連絡下さい。カジュアルにお話ししましょう。


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