フォロワー増やしゲームで、信頼貯金は蓄積するのか
Twitterのフォロワーを短期間で増やした人がえらい、という風潮
があるけど、目の前のファンとの関係性を深く結ぶほうが大事だよね、という話をします。実験のために末尾数行だけ有料ですが、実質無料で全部読めます。
表題の件、最近顕著ですよね。ふろむださんの錯覚資産本『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』の影響が大きいのか、たいてい勘違いさせる気まんまんの称号がアカウント名に付いています。内容は箇条書きの平易なお役立ちツイートで、リツイート狙い。
バズらせてフォロワー増やして、短期でフォロワーが増えた事自体を喧伝して、さらに錯覚資産を積むスタイルもよく見かけますね。1ヶ月でフォロワー1万、みたいな。
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よくもわるくも、これ現状のベストプラクティス
なんですよね。評価経済社会ではフォロワー数が一定以上ないと人間として扱われないですし、とはいえSNSのフォロワーをふつうに増やすのは難しいことで。実業で成果がある人ほど、本気で価値提供すると普通の人には理解されないですから、フォロワーが増えない。なんとなく分かりやすいネタで話を盛るのが最速なんですね。
もしそうだとして、他に信頼貯金を増やすために、どんなアプローチがあるのか。というか、信頼貯金が増えている状態って、どんな状態なのか。
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目指すべきゴールは、熱心に応援してくれる人が増えること
だと思うのです。フォロワーをとにかく増やすことで、熱心に応援してくれる人が一定確率で増えます。それはそのとおり。
だとすれば、熱心に応援してくれる人を、精度高く増やしていく手もあるわけです。メンションやいいねやリツイートを確認して、感謝すること。身近な数人に影響を与えられるような、ニッチでも品質が高い発信をすること。オンラインサロンで出会った仲間に価値提供する、なんてのもいいですね。
つまり
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目の前の数人のファンと、give&takeの関係を結ぶ
ということですね。一番自分のことを理解してくれる数人を把握して、相互に貢献する。あるいは、貢献してもらったことに対して心からの感謝をする。
最近うまくいっているオンラインサロンを見ると、そういった関係性が自然にできています。主催者がやってほしいことを明示して、それに対してメンバーが応える。成果を主催者が絶賛する。これを繰り返すうちに、ただのファンだった方が、熱狂して手伝ってくれるサポーターになっていく、という流れ。
ズボラ気味の主催者だと結果的にそうなりやすいのですが、真面目な人でも意識すればできるはずです。僕は正直、いままであんまり出来ていなくて、反省しながらこれを書いています。人に頼れないマン。
とはいえ。
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感謝の気持ちを伝える、やってほしいことを明示する
というのは、日常のコミュニケーションの中ではそこそこ難しいことです。そんなに気軽に頼めないよって、思いませんか。僕は思います。むり。こわい。
目の前の数人のファンの方、応援してくれる方と、give&takeの関係を結ぶ。簡単な方法がひとつあります。勇気を出して、やってほしいことを明示しましょう。やってもらえたら、その方のことを強く認知した上で、感謝の気持ちを伝えましょう。
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目の前のお客さんに真剣に向き合って、give&takeを繰り返して、ゆっくりと熱狂を作る
というのが、僕がいま考える、フォロワー増やしゲームに代わる方法です。これなら現時点で影響力がなくても、フォロワーが少なくても、無理をしなくても、必ずよいコミュニティが作れるはずです。
とくに、自分でビジネスをやっていて、そのビジネスのお客さんを増やしたいということであれば、なおさらです。リツイート狙いのお役立ちツイートでフォローしてくれた方と、自分のビジネスのことを理解してくれたファンの方が紹介してくれる方と、どちらが商売につながるか。
リアルビジネスでも、コンテンツ販売でも、通販でも、同じことです。
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そういうわけで、僕も勇気を持って「やってほしいこと」を明示しようと思います。
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もっと具体的なgive&takeの方法については、また次回。
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