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歯列矯正記録#029~余談の中の余談~(3/4枚目)

今日は、余談です。余談の中でもトップオブ余談です。

11月21日は、歯医者の日でした。

私の通っている矯正歯科は、いわゆる繁華街に位置しておりまして、通常は、電車を使うんですが、昨今ちょっとアレの感染が怖いんでね…。(伏字。アレ、色々気になるけど、ええわ)バイクでいって、駐輪場に停めています。
あんな、私、こんなんにのってるねん。

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ホンダスーパーカブ。後ろにメットイン近所のおじさんにつけてもろてるねん。(個人的にこのメットインの名前をムームーと名付けています。)
そんな歯医者の帰り道
ムームーからヘルメットを取り出して、帰ろうとしましたところお上品なおばさまに声をかけられました。
おばさま(以下お)「それ、どうやってあけるの?」
私(以下私)(ほな書かんでええやん。)「え?」
お「そのヘルメット入れるやつ」
私「え?あ。これですか?こうやって鍵さして・・・」
お「あのね、わたしのバイクのこれあかへんようになってん。どないしよ。」
私「大丈夫ですか?鍵、貸してもらえるなら、あけましょか?」
お「いい?あけてくれる?」

バイクのメットインの鍵と格闘…。全然あかへん。私のムームーと比べたら、なんか鍵が奥までささらへん。

私「ごめんなさい。いつもこれどうやってあけてます?」
お「私普段このいれもの使わないのよ。今日初めてつかったの…。」
私「もしかしたら、洋服とか入れてたら、鍵がなんか引っかかっていて、ささらへん…困りましたね…。全然あかへんし、ここ地下やし、押してこの駐輪場からでるのは厳しいから、バイク屋さん呼んだほうがいいかもです…。」
お「実はね…。今から眼科の予約が入っていて、保険証この中に入っているのよ…」
途方に暮れている私たちの前に現れたのが・・・
「なにかありました??」
おばさま2です。(以下お2)[お]に比べて、体格もよく、なんだか力も私よりはるか強そうです。(以後[お]ばっかり出てきます。)
私「いや、メットインの鍵が開かなくて…。私のではないんですけど、この方のバイクの」
お2「やりましょか?!」
すごく心強い!
お&私「お願いします!」

バイクのメットインの鍵と[お2]が格闘…。

カチャ


とはならず!残念!(ややこしいな。)

3人でもう一度、メットインの開け方を私のムームーをあけしめして練習、再度チャレンジ
など格闘しておりました。
そして、
お「ほらこのいれものつかっている人たくさんいるでしょ。私のバイクのとなりにもいるし、このいれものどうやって…


(しばし絶句の後)


ごめん。ごめんなさい。」

結局ですね、[お]のバイクは、隣のバイクでしてん。色もなにもかも違うバイクで、しかも、入れ物の鍵すでにあいていました。パッカーン。

偶然巡り合った3人の赤の他人で、だれかわからん人のバイクのメットインの鍵穴に違う鍵入れて騒いだって話です。
[お]は喜んでいました。[お2]は、ため息交じりで去っていきました。
私は去り際、そっと振り向くと[お]が笑顔で「ありがとぉーー!ありがとぉねぇーーー!」と言いながら手を振っていたのをみて笑えました。

私は、なんかよいことをしたのか、悪いことをしたのか。なんとも言えない気持ちの帰り道を過ごしました。

歯医者の帰りの話なので、歯列矯正記録にしますが、続きでもないけど、まぁええやん。こんな日もあって。
そんなこんなで今日はここまで、それではみなさんごきげんよう。


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