ヴァーチャルと!歴史の街並み
昨日は、江戸を感じる場所へ行って来ました。
江戸深川資料館と言う、江戸の街並みが再現されているところです🌔
古い街並みが残っている場所は日本各地にもありますね。日本(というかアジア全般ですが)って古いモノよりも新しいモノの方が好きなのと、木の文化と言うこともあって、なかなか古い建物や街並みって残りにくいって思います。
だから、チョットした古い街並みが珍しくなって、国内外から多くの観光客の方が見えられるようになるんですよね。
京都や鎌倉は今の街と古い街並みが融合していますし、大内宿や奈良井宿など昔のまま残されたところも、探すと結構あります🔍
また、古い街並みを再現して公園見たくするところも、一種のアミューズメントパークみたいな感じで楽しめますよね。
昨日訪れた、江戸深川資料館はなかなか珍しい、屋内施設になっています。屋内と言っても、江戸の街並みを再現するために当時と同じ建築工法で作られた長屋や船宿、物見やぐらなどがあり本格的でした。また、室内にある家具や食器、各種道具も当時のものがそのまま置かれていて、しかも普通に触れるのが特徴的。
屋内だからこその特徴が、15分で深川の1日を体験できるように朝日から夜までの時間経過とともに、壁のライトアップと雲や天気、そして音で朝の鶏から人々の活気、物売りの声、夜の虫など、いて飽きません👒
実際に、その中のひとつの船宿の建物に上がってみたのですが、本物の古民家と同じですから、足元は木の質感を感じられるし、今はちょうど月見のシーズンで、縁側には大きな月見団子(直径10cmだって)が薄と友の備えられていて、その横に座って、夏の虫の音(もちろん音響)を聞きながら過ごしていると何とも気持ちいい気分になってきます。
ふと思ったんですよね、ここの施設は屋内だから建物が劣化しないで済むって。外の施設だと風雨にさらされるので当然メンテナンスも大変ですし、防犯や火事の心配もつきません。でも、ここは鉄筋コンクリートの中(風情がないとも言えちゃうんだけどね)なので、そういった心配もだいぶ少ない気がします。
ここまで、読んでてヴァーチャル世界に親しんでいる皆さんは気がつきませんか?
この、箱庭的な空間って私たちが日々ヴァーチャルで経験しているなって。
例えば・・・・👀
1日が15分で巡ってくる・・・・タイムラインでそういうワールドあるよね
空の色がライトアップで変わってくる・・・・ライティングやスカイボックスでね
色んな音が場所によってしてくる・・・・オーディオ設定と減衰でできちゃう
なるなる、ヴァーチャル世界のワールドでこういうことって可能ですよね。
しかも、防犯もメンテナンスもフリーで‼️
ただ、一つ難しいのはその場にいる感覚、木の感触やにおいはまだまだ難しいところですね。ただ、歴史を学ぶって意味ではこういうものをヴァーチャル世界に移植していくのは結構意味があるのかなって思いました。
感覚の所の参考になるのって、夏を壊すところの最後のシーンでHMDの歴史みたいなのを展示していますが、結局はヴァーチャル技術ってどこまで脳をだませるかって事なので、脳へ送る信号の技術が進むことで、江戸の街並みのワールドで実際に長屋の板の間の感覚とか、建物の匂いとかも再現できるようになるんでしょうね。
そこまで行くには、倫理的な問題とかリスクとかいろいろ解消しないといけないことはあるんでしょうけどね~😁
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?