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バーチャルと!パラレルワールド(メタバースの世界の構成について)

パラレルワールドという言葉がありますね。同じ時間軸で並行に時が経っていると言う。日本語にするとそのまま並行世界。SF世界ではお馴染みの「もしもあの時あっちを選んでいたら」の世界ですね。日常生活していても、よく思うテーマですが、ヴァーチャルの世界だとこの並行世界だらけだよねってちょっと思いました。

どういうことかというと、ヴァーチャルの世界は一つ一つの世界が「インスタンス」とか「スペース」という形で成り立っています。通常はその世界は存在していなんだけど、最初の一人がそれらの世界を立ち上げることで、物語は始まるわけですね。

物理的には、コンピューターのサーバーの中でプログラムが起動して、その起動したプログラム世界の中にアバターと共に入っていく感じ。(この辺りはMatrixとかの映画を彷彿させるよね)

で、もう一つの特徴が、その世界を始める時にいくつも立ち上げることが可能ということ。

例えば、AというワールドをBさんが立ち上げていて、その中にCさんが加わることもできるし、Cさんは別のワールドを新たに立ち上げることも可能なんです。そうすると、ヴァーチャル上にはBさんのAワールドと、CさんのAワールドの二つの世界が共存していくわけ。

ここに、新たにDさんが来て、Bさんの方へいくことも、Cさんの方へいくことも可能です。この二つは同じワールドで時間軸も同じ。だから、擬似的なパラレルワールドって言えるよね。

さて、Clusterでも、VRChatでも、このワールドを立ち上げる時に、いくつか種類があります。これコンピューター的には「パーミッション(permission:許諾)というもので、そのワールドに入れる人を限定することができます。

ざっくり言うとね。
・パブリック(Public)は、その名の通り公共という意味で、特に制約なしにみんなが入れてしまうワールドですね。
・フレンド(Friend)やパーティーは、フレンドさんのみが入れるワールドになります。ここ、Clusterはフレンドがいれば、フレンドのフレンドも入れますが、VRChatはFriendだけだと、立ち上げた人のフレンドのみで、Friend+はフレンドのフレンドも入れる感じ。
・プライベート(Private)やインバイト(Invite)は自分だけが入れるワールドで、他人を招待することもあります。(VRChatのInvite+は招待した友達が招待できる)

あとは、VRChatだと、グループというのがあってそのグループに所属している人のみとかあるんだけどね

とまぁ、パラレルワールドにもいくつか種類があるので、その時の状況に応じて使い分けが必要なんですよね。あと、入る時にも、同じワールドでも複数立ち上がっている時に、どこに入ったら大丈夫かな〜とか、結構考えちゃうもの。この辺りは、VRChatの方が厳しくなっている感じはします。Clusterのほうがフレンドさんの状態に関わらず行きやすいかな。

さてさて、よく戸惑うのが、みんなでどっかのワールドを巡っている時に、お勧めしたいワールドがあって、そこへのポータルを出すとき。
(ポータルというのは、そのワールドへのリンクで、そのポータルの中に入ってもらえれば、そっちのワールドへ移動できる)

わたしは、みんなでワイワイやる時にどちらかと言えば付いていく方なので、自分からポータル出す機会があまりなくて、いざ、人に紹介したいってポータルを出した時に、よくパブリックな状態で出してしまうことになってしまいます。

Clusterだと、パブリックでもそんなに違和感ないんだけど、VRChatの場合はパブリックって危険ってイメージがあって、出した後で、先にフレンドさんが飛び込んでしまって・・・「あっ!」ってことがよくあります。「フレンドさんごめん」

一人の時に、ポータルを出す練習をといいかな〜

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