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ヴァーチャルと!空白(Weird展にちょっとね)

白紙の紙に何を書こうかなって向き合う瞬間が一番ドキドキします💞

ここに書き始めた、最初の一文字がその先の物語を紡いでいきますからね。
物語というと、すっかりビジュアルで追う癖がついてしまったのが、現代だと思いますが、ビジュアルなしで音だけという方が私は好きだったりします。

なんでこんな話だしになったのは、最近はお話をよく聞きにいくからです。朗読とか、講談とか、落語とか、話芸って言うらしいんですけど、話の世界に身をゆだねてみると結構気持ち良かったりするからです。

なぜ?って、ビジュアルがないから、自分の中でイメージを膨らませることができるからです。これを、「余白」と言うんだと思います🤔

余白と言うのは自分が好きなことをかける場所。もともと与えられた物語に、自分なりのストーリを重ねられる部分ですね。

アニメとかドラマやゲームもいいのですが、ビジュアルがある分、その物語を想像する余地は少なくなってしまうのかなって思います。
私がよくいく話芸の方はビジュアルがない分、お話は分かりやすくて、イメージしやすかったりします。(昔のゲームは余白だらけだったけどねぇ)

でもでも、アニメやドラマやゲームの場合、ビジュアルを使って物語を敢えて難解だったりすることで、想像する余地がたくさんになるなぁって感じます。

というのは、昨日、VRChatで展示されているAnique Museum - Serial Experiments Lain Weird Exhibitionに行ってきました。私はこちらをリアルタイムで見ていなくて今回初めて知ったのですが、25年ぐらい前のゲームとアニメで、今のVRがテーマになっているので、今VRChatの展示にもなっているとか。

こちらの展示自体は6月の中頃から少しずつみられるエリアを広がっていっているみたいです。私もフレンドさんと、訪れてみたんですが、全くの所見でその内容に「これ、そんなに前に作られたものなの??」ってビックしながら見ていました。

エリアはあと1回広がるみたい

こちらの展示ではその世界感の中に入って、博物館の中を巡っていく価値ですが、待ってく物語を知らなくても、その世界感を楽しめるところが面白かったです。あと、ラウンジみたいなところでは、この物語の上映も期間限定で3話ずつされていて、結局見入ってしまいました。なんとなく世界感はわかるんだけど、1~3話を飛ばしてみることになったので、「気になる~」って感じになってしまいました🎞️

アニメ上映中

あと、ビジュアルがあっても余白だらけの物語ってあるんですよね。こういう時はビジュアルは余白を埋める一部でしかなくて、その物語の中にあたかも入って、考えることができるのが私は、結構好きです。

VRの世界って、ここまではどちらかというと、実際にあるものや実際にありそうなもの、作者の空想的なものを実現することが多かったと思うのです。あと、ワールド自体が物語仕立てでVRの中で追体験していけるものもちらほらと出てきていますよね。

これがどんどん進んでいくと、余白のあるワールドってものも増えていくんじゃないかなって思いました。この余白があるワールドと言うのは、来た人に直接的に何かを伝えるのではなくて、来た人に違和感を感じ取ってもらって、そこから考えたり何かを生み出したりすることができるワールドをイメージしています。(う~ん、うまく表現しきれないなぁ)

これまでって、完成されたワールドが求められてきた(それは、今のワールドがUnityをベースとした決まった枠の中で作られてきたから)と思うんですが、そうではなくて、日々自律的に変化していったり、敢えてモノがなくて、外からモノを持ち込むワールドのようなものかな~🌏

もうちょっと考えてみよう。この話の続きはまたどこかで~


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