見出し画像

冬の夜空の航空祭

ヴァーチャルの世界って現実ではなかなかできたいことが実現できるから面白いですよね。
アバターもそう。現実と違う姿に気に行ったときになれる!
ワールドも(データやプラットフォームの制約はまだまだあるけれど)現実では不可能なことが可能になります。

そんなことを感じたのが、昨夜VRChatで開催された航空祭を見に行けたからです。
私は、フィジカルに航空祭に参加したことはないけれど、映像では見たことがあります。小型飛行機がたくさん出てきて、様々な技術で観客を魅了させてくれますよね。

これがヴァーチャルでも体験できたんです!
私にとってのきっかけは、X(旧Twitter)で流れてきた「カピバラ航空祭」の情報と、Clusterの海底でのんびりしていた時に、それを体験したほびわんさんが、その様子を語っていたことでした。ものすごい人気でJoin戦争になっていたという話もその時に聞いていた気が・・・

ただ、そのころは、「そういうのもあるんだな~」程度でした。
実は、トラトラのお二人も紹介してたんだけど、どうも私はまえまえから沸点が低いみたいで、自分の中で盛り上がるまでに時間がかかって、ようやく盛り上がり始めたころには「最後!」ということが多くあります。

23日(土)はいつもの通りのウラトラ雑談で、この時に翌日にも航空祭あるよって話していました。
この日も現地観覧後(こちらの雑談には時間が許せば現地観覧しに行っている)の記念撮影の時に、この航空祭を主催している、Garmanさんが「翌日の紹介してありがとうございます」ってこられたんですね~

トラトラの時にこっそりGarmanさんとツーショットww

こちらの航空祭は、BlueHorizonsと言うVRChatで編隊飛行を行うアクロバットチームが主催していました。先日のカピバラ航空祭では6チームが出場したそうです。この航空祭、VR上の飛行機を操縦していろんな曲芸飛行をやるという本格的なもの。(VR上で飛行機自体を操縦したことあるけれど、かなり難しい感じがしたのと、そのワールドによって差はあるだろうから操縦感はかなり違うと思うんですが・・・)

お話を伺っていると、やっぱりかなりの人気みたいでイベント開始でJoin戦争(VRChatのワールドはワールドの許容人数があるのでそれを超えるとそのワールドに入れなくなる)が始まるので、早めにということでした。
前日でも、こうやって主催者の方とお話しできるのがこの世界の面白いところですね。

そして、迎えた24日22時でしたが・・・私は、別のことがあってすぐには入れず、23時前にようやく手が空いて、もう入れないだろうなーとダメもとではいったら・・・
なんと入れました!(ほびわんさんも来られていて、「よく入れましたね~」って。ラッキーでした。

飛行場のワールドで、夜空に飛び交う飛行機が様々な技を見せてくれます。VRならではなのが、飛行機から出る様々なパーティクルの飛行機雲が、クリスマスの夜空のキャンパスへ彩り鮮やかに、描かれていきます。

また、滑走路のそばで離着陸の様子や、駐機場でパイロットの勇姿を見ることもできました。飛んでいる姿は飛行場の高台から広く望めて、それらの場所を行ったり来たりできるのも特徴的でしたねー

着陸の瞬間

間近で見える飛行機も圧巻でしたり、飛行機のエンジン音も鳴り響いています。
語彙が少ないって思われるかもしれませんが、ほんと凄い!の一言です。

これを見ていて、星の王子様の作者のサン=テグジュペリさんの「夜間飛行」という本を思い出しました。テグジュペリさんは飛行機乗りだったので実体験から書かれたこの小説には、当時の時代背景と飛行機乗りの心理が読み取れてとても面白い作品です。この航空祭を観ていてそんなことを思い出しました。ちなみに、この本の絵は宮崎駿さんが若かりし頃に描かれたものだそうです。空への憧れが伝わってきますね~

最後に、私が体験した写真をちょこっと

色んな形で
操縦している方は酔わないのかしら?
Marry Xmas!
心をずきゅーん💛
VRだからできるパーティクル飛行機雲
一機一機を異なるパイロットが操縦しています

今回のイベントは6月ぐらいから構想し始めて、その間にカピパラ航空祭も間にあったので、パイロット達は二つのイベントの演目を練習しなければならなかったそうです😮

一糸乱れぬ飛行に、あちこちで驚きの声が上がっていたのも頷けますね。きっと、VR用の飛行機独自の飛び方もあるんだと思います。ほんと、ヴァーチャル世界でもリアル顔負けのことがここまでできるんだって、改めて実感しました。

お疲れさまでした
80名のフルインスタンス♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?