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バーチャルと!ひらけごま!

「暑いですね〜」というのが挨拶になるくらい、例年よりも早く猛暑がやってきている今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか?
私は、おはツイ(Xで朝、おはよう投稿をすること)で、定期的に一句作っているんですが、季寄せと言うその時期の季語を集めたものを参考にして作っています。これ、季節を二十四節気に分けてそれぞれの時期にちなんだ言葉が並んでいるんですが、今の季節は「晩夏」に入ってきていてそろそろ秋が見え始めの頃。もともと、この季寄せが旧暦をベースにしているとはいえ夏が伸びている分、季節感のずれって激しいなって思ったりします。

あづい

そんなわけで、まだ夏休みに入ってもいないのにこの暑さで気分は夏休みな感じがします。(でも、仕事ですけど)
夏休みといえば観光ですね。いろんなところは人が大移動していきますし、日本にいても観光客がたくさん来ていて、景気回復には観光客が必要だなんて声が上がってきています。

でも、ちょっと日本の場合はオーバーツーリズムという状況で、観光客が多すぎて受け入れ側が大変なことになっていたり、マナーの問題も起きているとか。これ、日本だけでなく世界的に起きているみたいで、スペインのバルセロナでは「観光客は帰れ!」問題まで発生したみたいです。

世界は広いので、別のところでは観光客にも市民活動もしてもらうって動きも出ているみたいですし、エストニアとかは国が小さいから海外から有能な人を呼ぶために電子市民権なんてのを発行したりしています。ちょっと、北風と太陽を思い出しますね。

で、ヴァーチャル世界に目を向けてみると、この住人とか市民といった言葉に当てはまるのが、日常的にヴァーチャル世界に来ている私たちですよね。そういえば、私はとあるヴァーチャル世界のワールド(カミサマノイルトコロ)にアパートの一室を持っていたりもします。あと、居場所もいくつかあるのでまぁ、ヴァーチャル市民って言えるのかもね。あと、ヴァーチャルの住民は住民票を持っていたり、ヴァーチャルの名刺も持っていたりしますよね。フレンドさんにいただいた名刺には、住む場所のワールド名が書いてあったりもします。こうやって、私たちは自発的にヴァーチャル世界の中で自分の拠点を作っています。

私の住むアパートがある

ただ、このヴァーチャル市民の数ってまだまだ世の中から見たら一部の人なので、ヴァーチャル村がたくさんある状態と言えるのかもしれませんね。

一時「メタバース」という言葉が流行った時に、一気に人がヴァーチャル世界に傾れ込んだ時がありました。(と言っても私もそんなのが始まる初期の頃に入ってきたので偉そうなことは言えないけどね・・・)

そうそう、メタバースという言葉については興味深い話があったので、こちらもご参考に〜

で、私その前後をちょうど見られるタイミングに来たので、「新しく来る人が多くなったなー」って感じていたんですが、この時って、「私たちの住む街にちょっと違う感覚の人が来た」ってちょっと嫌厭するケースもあったかなぁって。コアな集まりのところはやっぱり、仲間内で盛り上がってしまうので、なかなか新しい人が入れなかった感じはありましたね。

多くの場合は「ようこそようこそ」って新しく来た人たちにいろいろ教えてあげる方が多かったと思うんですけどね。新しくこの世界に来る人って、フィジカルな世界でいう「観光客」に近いんじゃないかなって思ったんですよね。観光客はひょっとしたらその世界を気に入って住んでくれるかもしれないし、その人が来るから新しい化学反応が起きて、もっと良い世界になるかもしれない。だから、水鉄砲🔫を向けるのではなくて、「一緒に何かやろう」って迎え入れるのが、新たな世界の扉を開く呪文じゃないかな〜って

ひらけごま!」ってね

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