見出し画像

ストリートワークアウト(理論派VS感覚派)

アスリートには感覚派と理論派にわかれますよね!それぞれの特徴やどちらが有利なのかについて議論していきます。

************************************************************

まいど!

USB誘うと思たら逆やったと思って
差し替えたら結局最初の方向が正しかった

の現象をいつまでたっても学ばない
サイバーフィットネスのTAMOです。

youtubeでもストリートワークアウトや栄養の紹介をしているので是非!!


前回理論派と感覚派を
一般向けに書いた記事をアップしました。

今回はこの考えをストリートワークアウト
(以降SW)に当てはめるとどうなるかについて議論していきます。
ストリートワークアウターの方は必見です。


では参ります。

SWは
スタティック
ダイナミックストレングス
ダイナミックアクロバット

に技が分類されます。

スタティックはプランシェホールドなど
静止した状態で力を入れる技。

ダイナミックストレングスは
マッスルアップなど筋肉を動かして行う技

ダイナミックアクロバットは
回転したり飛んだり跳ねたりする技。

どの技を練習するかで理論と感覚の重要性が異なります。


ではまず分かりやすいアクロバットから行きましょう。

アクロバット編

アクロバットは客観的に見れば
このタイミングで手を離してこのタイミングで腰をひねれば回る。
といったような物理法則に従って理論的に考えることはできますが、
いざ自分がやってみるとそう簡単に体は動きません。
感覚を養うのがかなり重要となってきます。

しかし物理的な理論を全く理解せず
感覚だけで練習していても上達しません。
つまり感覚と理論のバランスがとても大事です。


しかし私の仲間では感覚派と理論派に分かれます。

感覚派は習得が早い傾向にあります。
恐怖心が少なく、よくわからないがやってみたらできた
といった裏やましい才能を持っています。

一方私はビビりです。
アクロバットのセンスがなく
感覚ではどうもうまくいきません。
理論をベースに少しずつ段階的に練習していきます。
そのため上達がとても遅いです。
感覚派の10倍ぐらい練習が必要です。

しかしお互い一長一短があります。

感覚派は感覚だよりに
練習しセンスがあるためすぐに習得します。
しかし、感覚でムーブを覚えているため
調子が悪い日だとその感覚を忘れるとできなくなります。
要は日によって調子の差が激しいのです。

一方理論派は細かく分析し、
着実にスキルを磨くので時間はかかるものの
細かな動きを覚えています。
最終的には感覚に頼る必要があるのですが、
万が一感覚を忘れたとしてもすぐに修正できるのです。


ここで理論派と感覚派以外に
恐怖心が強い人と弱い人でも面白い議論ができます。
これはアクロバットならではの議論です

アクロバットは見た目の通り
危険な技ですのでス誰しもが少なからず恐怖心を持ちます。
しかし恐怖の強さは人によって様々です。

恐怖心の少ない人は勢いがあるのでやはり成長が早いです。
私はビビりなのでそういう人をみていつも羨ましがっていました。

自分も恐怖心がなければ
もっとうまくなれるのにっていつも悔しがっていました。

でも実はビビりな人には
そうでない人に勝るほどのメリットがあるという事を知りました。


それは

怪我をしにくいという事です。

ビビりな人は感情任せでできない分慎重に行います。
習得した技ですら怖いので毎回慎重です。
しかし怖がらない人は場合によっては過信してしまいます。
そうした時に思わぬ怪我をしてしまいます。

事実、私の周りでは恐怖心の強い人ほど
大きなけがはしていません。

このスポーツで一旦けがをすると
だいたい治るのに数か月かかります。
その期間練習できないわけです。

その間にビビりの人は着実に成長していきます。
痛い思いをせずに済みます。
調子も毎日比較的安定しています。

ですのでこの議論に関してもどちらが良いというのはなく
それぞれの特徴という捉え方をするのが良いでしょう。

理論派と感覚派もそうですね。
おたがい良い面と悪い面があります。

では次に力技(スタティックとストレングス)
についてみていきましょう。

スタティック&ストレングス編

力技の練習は基本的に
理論をベースにした方が成長が早いです。
なぜなら、
SWの力技は物理法則を理解しないと習得が難しいのです。

もちろん物理に詳しくなくても強い人はたくさんいますが、
自分なりに研究しているはずです。

SWの力技は普段やらない体勢で力を出しますので、
力任せは通用しません。
さらにほぼすべての技が高負荷となりますので
最大出力を向上させるためのトレーニングをしないと
成長しません。
低負荷でかつ間違ったフォームで
行っていては到底技はできないでしょう。

ですので練習方法に関しては理論を優先すべきだと思います。

しかし練習メニューの組み方は感覚が重要だと思います。

力技は一発一発がほぼ全力で行い、
かつバランスもとらなければならないので
かなりの集中力を要します。

そのためやりたくないメニューを
無理してやろうとすると集中できず
良いトレーニングができません。

こういった場合自分の感覚を頼りにします。
本当は今日はプランシェトレの
6秒静止を3セット行う予定だったが
どうもやる気が出ないし全力を出せる気がしない。

こういったときは、
全力出さなくてもよい
トレーニング(フォームの見直しとか)に切り替えるといったように
理論をベースに組んだメニューを中断するのも良い方法かと思います。

もう一度言いますが、
力技の練習はあまり感覚で行わない方が良いです。

へフェストなんかその場のノリや
我流でやると一瞬で怪我します。
マジで後悔します(経験済み)

あまり理論を大事にしていない人ほど
怪我をしている傾向にあります。
プランシェで最も多いけががTFCC損傷です。
私も何度かなったことがあります。
原因を分析するとフォームが悪かったことに気づきました。
それ以降TFCC損傷はありません。

ウォームアップをせず筋断裂を起こした人がいます。
しかしウォームアップをしてても筋断裂をした人もいます。
正しいウォームアップのしかたを理解していなかったせいです。

関節を負傷する人も多いです。
無理な負荷を無理やり力任せで行っているから
関節に負荷がなっているのです。

これらは理論をしっかり理解することで防ぐことができます。

もう一度言います。
一度怪我すると
マジで

後悔するぜ!

別の記事で正しいフォームの基礎について
説明しているので興味がある方は
ご覧ください

今回は以上となります。

まとめ


今回の内容をまとめると、
アクロバットに関しては
理論と感覚どちらもメリットデメリットがある。

力技に関しては
練習内容、練習方法は理論をベースに、
練習メニューはその日の体調にあわせ感覚重視で


おこなうとよいでしょう


それでは!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?