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暗号資産?いえ、日本円の送金をミスりました【ポンコツ】

こんにちは。タモです。
フリーのWebライターをしています。
仮想通貨やNFTなどWeb3界隈の記事を書いています。

noteではWebライターの仕事やフリーランス生活のあれこれについて書いています。
自分の経験がかつてのわたしのような「今の自分の生き方に迷っている人」「副業や独立に興味があるけど何から手をつけていいかわからない人」のこれからの人生に少しでもお役に立てればいいなと思います。

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では、本題に入りましょう。

1.日本円送金時に振込依頼人の入力をミスった

今日言いたいことは以下の通りです。

「日本円の送金ミスはなんとかリカバリーできる。でも暗号資産で同じミスをすると、ガチでお金をなくす可能性があるよ」

これから暗号資産を初めて買う人、特にSTEPNをきっかけに暗号資産を買う人は多そうです。

STEPNを使う中でも必ず暗号資産の送金作業をします。その時は本当に注意してください。ミスの仕方次第でお金をなくします。

と言っているわたしが、凡ミスをやらかしました。日本円でですが。

先週25日(金)に楽天銀行から国内の暗号資産取引所に日本円の入金処理をしました。

でも、今日28日になっても着金しません。

土日は仕方ないと思っていましたが、今日の夕方になっても着金せず。

そこで一度、銀行と暗号資産取引所の取引画面を開いて見比べました。

すると「振込依頼人」の欄に自分の名前に加えて指定された数字の入力が必要だったことが判明。完全に見漏らしていました。

以前入金したときはなかったと思うのですが、前回は違う方法で入金したかも知れないし、あるいは数字の入力自体が必要なかったのかも知れません。

今回は指定された数字の入力を漏らしていたから着金されませんでした。

即、お問い合わせフォームで事情を伝え、すぐに解決。

でも、もしこれが「暗号資産を海外の分散型取引所に送る」というような作業の中で「送金先のアドレスを間違えました」というミスだったとしたら、まずそのお金は返ってこないんですよね。

2.中央集権 VS 分散

以下の記事でも話しましたが、Web3という概念があります。

Web3をランチタイムに妄想する

その基盤にはブロックチェーンという技術があります。

そして暗号資産やNFTはブロックチェーンのおかげで成り立っている技術です。

このWeb3やブロックチェーンの根幹となっている思想は「中央集権的な権力からの脱却」です。

つまり、特定の管理者(=中央集権的な存在)がいなくても取引は成り立つという考え方です。

中央集権的な社会とは

例えば今回のわたしのミスの事例に登場した楽天銀行や国内の暗号資産取引所は、お客さんであるわたしたちのお金を「管理」している側です。

既存の経済の仕組み(資本主義・貨幣経済・株式会社のようなピラミッド組織)では必ず社長を頂点とした組織があり、組織として様々なサービスを運営・管理しています。

企業による管理のおかげでミスをした時には企業側が対応してくれるわけですが、この体制には問題があります。

それは、わたしたちの情報はすべて企業側に吸い上げられており、中でもGAFAのような巨大企業は世界中の人の個人情報を集めているということ。

そしてその個人情報を利用して、他の企業では到底追いつかない規模の巨大な事業展開をしていること。

つまり超巨大企業に世界を牛耳られていたり、あるいはそこまで大きな企業ではなかったとしても、わたしたちの情報がすべて企業に握られてしまっている世界。

中央集権的な権力を持った者が存在する世界。これが今の社会の構造です。

でも「こんな世界っておかしいよね」「今の世の中の状態って、問題ありだよね」という発想が、いま出てきています。

サービスを使おうと思えば企業に必ず情報を提供し、ありとあらゆる場面で彼らに「手数料」という名の金銭を支払わないとサービスを使わせてもらえない。

手数料という「中抜き」の仕組みを前提としているから、クリエイターをはじめとして「搾取」されている人が大勢いる状態。

これはさすがによろしくないよねという課題意識が出てきた中で、これを解決し得るのがWeb3の世界であり、ブロックチェーンという技術です。

分散型の社会とは

技術面の細かい話は省きますが、ブロックチェーンのおかげで中央集権的な管理者なしで経済的な取引ができるようになります。

Amazonなどの存在を介さずとも、ネット上で個人対個人(ピア・ツー・ピア)で売買ができます。

決済もカード会社などを介する必要がなくなり、直接個人間で送金ができます。

誰にも管理されず、手数料も取られない。

権力から解放された世界を今この界隈の人は作ろうとしています。

作ろうとしているというのは偉そうですね。

その世界は必ず来るから、先にそれを楽しんでいるという感じでしょうか。

しかし分散型の世界にも、現時点では問題があります。

それは、すべてが「自己責任」であること。そして誰も助けてくれないことです。というか、助けてあげようがありません。

わたしのように送金先をミスした場合、その送り先が暗号資産の個人ウォレット中央が不在の分散型取引所だったりすると、送金ミスしたお金はもう戻ってきません。

そもそも「ミスっちゃったんですけど、どうにかなりませんか?」と相談できる相手がいません。

だって管理者がいないんですから。

わたしはWeb3やブロックチェーンが目指す分散型の世界の方が面白いと思ってこういった仕事をしていますが、それでも今の段階では間違いなくリスクがあることは認めます。

まだ産業として成長の途中である以上、今は仕方ありません。

まずは各個人がこういったリスクをきちんと把握して対応すべきです。

うっかりミスをしても相談できる相手すらいない世界。暗号資産の世界に足を踏み入れようと思っている人は、その点は十分に注意してください。

とはいえ、国内の取引所でビットコインを積み立てるだけみたいな、そういう場合はさほど心配はないですけどね。

と、偉そうにここまでお話ししてきましたが、わたしは今回管理者のいる世界で不注意からミスをしてしまったので、ありがたく中央集権的な管理者のお力を借りて、ちゃんとお金は手元に戻ってきました(笑)

みなさんも気をつけてくださいね。

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