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ヒマを持て余しているやつが勝つ

こんにちは。タモです。
フリーのWebライターをしています。
仮想通貨やNFTなどWeb3界隈の記事を書いています。

noteではWebライターの仕事やフリーランス生活のあれこれについて書いています。
自分の経験がかつてのわたしのような「今の自分の生き方に迷っている人」「副業や独立に興味があるけど何から手をつけていいかわからない人」のこれからの人生に少しでもお役に立てればいいなと思います。

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では、本題に入りましょう。

1.最近失ってしまったもの

新年度が始まりました。

4月1日らしい明るい話をしたかったんですが、実は最近からだがめちゃ疲れています。

理由はお察しの通り、STEPNで毎日歩いているから。たかが45分のウォーキングと侮るなかれ。毎日欠かさず歩いていると少しずつ疲れが溜まってきます。

そこでふと、今の自分の状況をネタにお話ししようと思い筆をとりました。

(そういえば「筆をとる」っていう表現、もはや「キーボードに指を構える」とかの方がいいんじゃないですかね笑)

最近のわたしは歩いてるだけとはいえ、結構体力を消耗することをしています。それがゆえに「元気で、なおかつヒマな時間」が減ってきています。

STEPNで歩くのは45分、でも支度や帰宅後のシャワーを浴びる時間も含めると2時間近くはかかります。

そしてラジオやnoteの更新、STEPNに関するツイートやブログの執筆。この発信活動でトータル4時間くらい。

そしてクライアントワークで2時間から4時間。

つまり1日に8時間から10時間くらいは仕事をしていますが、この状況を早く抜け出さないとなーと最近思っています。

この状況を抜け出してヒマを作らないといけない。そして体力的にも元気でいないといけない。そう感じています。

2.ヒマじゃないとチャンスを逃す

「1日8時間の労働って普通じゃん」と思うかもしれません。

でも、1日8時間必ず働かないといけないという決まりはないですからね?

会社の規則としてそう定められているだけで、人間はみな週に5日間、1日あたり8時間働け!というルールはありません。

そして、正直言って1日8時間働くってつらいなーと最近思うんですよね。

なぜならヒマがなくなるから。

今日のタイトルは「ヒマを持て余しているやつが勝つ」です。

そしてこれは会社を辞めてからずーっと思っていることでもあります。

よく言われること

「タモさん、なんでそんなに勉強できているんですか」とか「どうやって勉強時間を確保しているんですか」と言われます。

これは、究極的には「ヒマだから」なんですよね。

会社員時代は忙しい合間をぬって、通勤時間をはじめあらゆるスキマ時間を使って音声学習をしていました。

でも、独立した直後は仕事がありません。

1日中、YouTubeでリベ大の動画を見たりVoicyを聞いたり本を読んだり。

そしてわからないことは調べて、学んだことを実践して、ということをずっとやっていました。

フリーランスは自分から動かなければヒマなんです

少し脱線しますが、フリーランスは何もしなければヒマなんです。

これは今朝ちょうどVoicyでライターの中村さんも言っていました。

「フリーランスだからわかる会社員のメリット3選」というタイトルで、その中の1つとして「会社員はそもそも仕事が与えられる」ということを挙げていました。

会社員は会社に入った瞬間、必ずなんらかの仕事があります。

でも、フリーランスは自分で仕事をとってこない限り、マジで何もやることがないんですよ。

にもかかわらずわたしは、独立当初はクライアントワークをせず「自分のメディアを作るんだ!」と意気込み、ブログやインスタをいじってはまたVoicyを聴いてYouTubeを見てという、今思えばすごい道楽者の生活を送っていました(笑)。

つまり、その頃のわたしはガチで仕事がなくてヒマだったわけですが、あのヒマな時間があったからこそ、今ようやくチャンスを掴めたんです。

あと2ヶ月退職が遅かったら……

本当に幸運だったのは会社をやめるタイミングです。

わたしは2021年7月末で会社をやめました。

あと2ヶ月会社をやめるのが遅かったら、NFTや仮想通貨、Web3に関する仕事は絶対にできていません。

Voicyはどのみち聴いているはずなので、イケハヤさんやマナブさんの発信で「NFTってなんか面白そうだなー」ということまでは、おそらく思うはず。

でも、もし会社をやめていなければ昨年9月の段階で「NFTを自分で実際に作ろう!」なんてことは絶対に思えなかったはずなんですよね。

わたしがもともとNFTに関することを仕事にしていこうと思ったきっかけは、2021年9月下旬にイケハヤさんがいきなり「CryptoNinja」という自身のNFTコレクションを立ち上げ、とんでもない勢いでアクセルを踏み込んでNFT事業にコミットし始めたからです。

イケハヤさんの昨年8月ごろのVoicyを聴けばわかりますが、当時のイケハヤさんはずっとスマブラをして1日過ごしていましたからね(笑)

「なかなかのヒマ人だなー」とリスナーながら思っていたところ、9月に入ってからのNFTにコミットする熱量と行動量に驚愕!

そこから1ヶ月間は1日も休みなく働いたと後日言っていましたが、確かに当時はそんな感じの動きをされていました。

それを見て「この人がここまでアクセルを踏むってことは、このNFTってやつは本物だ!」と感じました。

しかも新しい物好き、テクノロジー好きの自分にはぴったりなジャンルだなと。

でも、もしこのタイミングでわたしがまだ会社を辞めていなかったら?

1日12時間以上を会社生活に拘束されて、自分の時間がなかったとしたら?

イケハヤさんがとんでもない勢いでアクセルを踏むのを横目に、おそらく自分は何も行動を起こせなかったはずです。

それは、ヒマな身じゃないから。

結果的には、当然ながら事業作りの経験値はイケハヤさんとは大きすぎる差があり、わたしはなんとかNFTに関する理解を深めていくことで精一杯。

具体的な事業は何も作れなかったけど、でもせめてあのタイミングでNFTに出会えたこと、そこから広がって仮想通貨やブロックチェーン、DAO、分散化というわたしが最も惹きつけられる思想や概念に出会えたこと、これだけでも個人事業主としての仕事の方向性は決まったなという感じです。

昨年の9月にわたしはヒマだったおかげで、事業は作れなかったけど、でもNFTにフルコミットできたことで今こうして暗号資産やNFTに関する仕事ができています。

あの時に会社勤めをしたまま、自分の時間がない状態、あるいは時間はあっても日々の仕事で疲れ果てている状態、もしそんな状態で昨年の9月を迎えていたら、今のわたしはありません。

3.ヒマになるには手放す勇気が必要

「今のままの自分じゃ嫌だ」

「このままの人生じゃイヤだ」

「自分も何か新しいことをやりたい、挑戦したい」

「でも、行動を起こす余裕がない」

そんな人はもう、思い切って今あるものを捨てましょう。

昨日と今日は特にツイッターで「会社やめました!」とか「これから退職を申し出ます!」というツイートをよく見かけました。

「おいおい、みんなめっちゃ辞めるやん」と思いましたけど、タイムラインに出てきた何人かの方には、

「大丈夫ですよ。ボクも見切り発車でしたけど、今なんとか生きています。その新しい挑戦、応援しますよ!」

という感じのリプを返しました。

もう本当に、それしか言うことはないんですよ。新しい挑戦を始めようという人にかける言葉は。

新しいことを始めるために、今あるものを手放した人。

そんな勇気ある行動をした人にかける言葉は、

「応援するよ!大丈夫、あなたならきっとできるよ!」って。

それしかないんですよね。

わたしも多くの方から励まされました。

直接会ったことがある人からも、会ったことさえない人からも。

そしていつのまにか、自分も自信を持ってそんな言葉を人にかけられるようになりました。

まだ独立して8ヶ月しか経っていないけど、自分よりも後から新しいことに挑戦しようと踏み切った人の背中を、わたしはわたしなりに押してあげたいと思います。

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