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友人からマルチのお誘いが来ました

イチローは毎日マルチヒットを打つのが当たり前だと思っていました。たむです。

なんとこの度、中学の同級生からマルチに誘われました。
ファミレス等でマルチの勧誘を受けている人を見て面白半分で「俺も誘われてみて〜」とか言ってたら本当にその機会が巡ってきてしまいました。

マルチの人はこういう誘い方するよ、という注意喚起とその友達に自分のやっていることがマルチだと気づいてほしいなという記事になります。微々たる拡散力のこのnoteが友人に届きますように。

経緯

その友達は中学の部活の同期で連絡は取っていたものの、ここ6年くらいは会っていないような友達です。

2月頃に電話をした時は特に変わった様子もなく仕事頑張っているなあという印象でした。

それが先日また電話がかかってきて、最近どう?という超漠然とした入り方でした。
そこから学校どうなの、バイトどうなの、というありきたりな会話をしていました。

このままテンポよく行くのかなと思っていたらバイトの話が終わらないんですね。時給やら日数やらいくら稼いでるとか。深堀りされすぎて、あれ?これ面接かな?と勘違いしそうになりました。

ここら辺で怪しいなとは思いました。
すると向こうから、俺仕事終わったら〇〇円口座に入ってるんだよね、すごくない?といきなり話してきました。

ここでもうマルチかもというのは確信に変わったわけですが、ひとまず話を聞いてみることにしました。

FX関連のものらしいのですが友人も始めたばかりで何もわからないから詳しい人と話してみてほしいと。
話を聞いたら面倒くさいことになりそうだったので断ったのですが、執拗に話を聞いてみて興味なかったら辞めればいいというように何とかつなげようとしてきました。

思っていた以上にしつこかったので少しイライラしてきて友人のやっていることがマルチにしか見えないと正直に話しました。
すると俺も最初はそう思ってた~とか俺は一緒に稼ぐ仲間を増やして切磋琢磨したいだけ~というようなことを言われました。

何度かこちら側に引き戻そうと厳しいことも言ったのですが気持ちは全く変わらず、らちが明かないのでこちらから電話を切りました。

というのが一連の流れです。稚拙な文章になってしまいすみません。

実際に勧誘を受けて

実際に勧誘をされてみて、想像以上にショックでした。
かつて毎週のように遊んでいた友人が金儲けのために自分を沼に引きずり込もうとしていたこと、そしてまじめな友人が努力の方向性を完全に間違ってしまっていることになぜか自分がショックを受けてしまいました。

よく言われるマルチは金と大切な人を失うというのはこういうことなんだなあと身をもって実感しました。

また、その友人はそんなに頭が切れるわけではなく口論になると僕が大体勝っていたのですが今回に限っては終始向こうのペースで話が進みました。
おそらく相当な練習を積んだり、テクニックを教わっているんだろうなという印象を受けました。
その労力をマルチ以外の方面に使ってほしいと強く願います。

人の人生なのでどうでもいいっちゃどうでもいいのですが、20年間で築いてきた友人などをたかがマルチで無下にしてしまうのがもったいないのでどうにかぬけだしてもらえないかなと思っています。

どうしてはまってしまうのか

友人はとても熱心に執拗に誘ってきました。おそらく紹介料目当てだとは思うのですがどうして辞めるという選択肢ではなく誘うという選択肢を選んでしまうのでしょうか。

僕が考える要因はサンクコストです。
おそらくサロンか何かしらに入るときに入会料みたいなものを取られているはずです。その入会料を取り戻す、元を取るために一生懸命に勧誘を行っているのでしょう。
今やめればお金も友人も失うことはないのに、最初にお金を払ってしまっているがゆえにここで辞めてはいけないと思ってしまうのではないでしょうか。

黙っててFXで儲けられるなら誘わなくてもプラスで終わるのに一生懸命勧誘する意味が分かりません。
それでもなお勧誘するということはおそらく商品そのもの、セミナーそのものに価値はありません。

まとめ

マルチに誘われていいことは何一つありませんでした。金が儲かるかどうかは知りませんが確実に友人は失うなと実感しました。

これからは肉と高級ブランド品しか載せないInstagramには細心の注意を払って生活していこうと思います。

読んでいただきありがとうございました。ではまた!




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